【江ノ島食堂いのうえ】路地裏で地元漁師おすすめ地魚海鮮グルメを発見!

【江ノ島食堂いのうえ】路地裏で地元漁師おすすめ地魚海鮮グルメを発見!

江ノ島で新鮮な地魚料理を食べたい!と思ったら、表通りのとびっちょではなく、路地裏にある地元民しか行かない様な小さな食堂に行くべし!

夕食時の江ノ島。今日はいつもと違ったものが食べたいな

散歩がてら夕暮れ時の江ノ島へ。

夕暮れ時に江ノ島へ
夕暮れ時に江ノ島へ
橋の上はちょっと寒いけど、空気は澄んで景色も抜群です。

沈む夕日と富士山を眺めながら
沈む夕日と富士山を眺めながら
海鳥も海面に静かにプカプカ浮かんでいます。

海鳥もひっそり日暮れを迎えます
海鳥もひっそり日暮れを迎えます
のどかな海辺を散歩していると湘南に住んでよかったと感じます。

江ノ島の入口
江ノ島の入口
江ノ島に渡る頃には、日が落ちて暗くなりお店にあかりが灯り、温泉街の様な賑やかな雰囲気になってきました。

参道は夜の賑わい
参道は夜の賑わい
さて、今晩の夕食は何にしよう?今日は魚が食べたい気分です。

表通りの人気店「とびっちょ」は1回行けば十分!

江ノ島で海鮮料理といえばしらす料理の「とびっちょ」が有名です。

しらす料理で有名な「とびっちょ」
しらす料理で有名な「とびっちょ」
江ノ島観光の際に1回は訪れても良い人気店ですが、1回行けば十分。理由はいつも混んでいるし、味もいたって普通だから。とびっちょのリピーターってあまり聞きません。

江ノ島は観光・デートの定番コースだから、訪れるのは2回目3回目という方も多いはず。そんな、初めてじゃない小慣れた江ノ島で何を食べるか?「とびっちょ」意外で考えてみましょう。

観光客はめったに来ない?地元民が通う路地裏の食堂

観光客で賑わう明るい表通り
観光客で賑わう明るい表通り
表通りの主要店舗はひとまずスルーして、路地裏に入ってみましょう。

対照的に暗く静かな路地裏
対照的に暗く静かな路地裏
表通りの喧騒が嘘の様に静まりかえった地元の方の住宅街があります。地元の飼い猫がひそひそ歩いている生活道路です。

いるのは猫とコイキングぐらい
いるのは猫とコイキングぐらい
そんな静かな裏通りで小さな食堂を発見!地魚料理・活魚刺身のノボリが立っている「食堂いのうえ」です。

「地魚料理」と「活魚刺し身」のノボリが気になる!
「地魚料理」と「活魚刺し身」のノボリが気になる!
路地裏の結構奥の方にあるので、観光客はほとんど見かけません。知らないと絶対に来ないお店です。

いかにも地元の人しか来なそうな店構えに一瞬躊躇しますが、こういう店が旨いんだ!

地元の食堂へGO!
地元の食堂へGO!

昔ながらの昭和の食堂スタイル

店内はカウンター席とテーブル席が半々ぐらい。10人ちょっとで埋まってしまいそうな、こじんまりとした佇まい。

テーブル席
テーブル席
壁には神棚や江ノ島グルメ番付表が飾ってあったり、雑然とした雰囲気です。

雑然とした店内
雑然とした店内
大きく仕切られたカウンターのすぐ向こう側で、ご主人が料理の腕を振るう様子が客席からよく見えます。この間取り、どこか懐かしい昔ながらの食堂スタイルです。

カウンター奥の親父さんが調理担当
カウンター奥の親父さんが調理担当
壁に江ノ島で獲れた大きな伊勢海老が飾ってあります。

江ノ島で獲れた大きな伊勢海老
江ノ島で獲れた大きな伊勢海老
江ノ島だって海産物の宝庫なんですね!これは期待が高まります!

地元漁師から届けられる地魚鮮魚がおすすめ

この日は平日の夕方18時頃。お客は地元のおばちゃんらしき人が1人居るだけ。接客担当の女将さんとTVを観ながら談笑しています。のどかな風景だ。

物珍しげに店内を見渡していると女将さんがメニューの説明をしてくれました。

本日の地魚料理
本日の地魚料理

何でもここの魚は仲間の漁師が毎日美味しいのを届けてくれるそうで、表通りにある有名店とはモノが違うそうです。

女将さんのおすすめは新鮮な地魚の刺身定食。カウンターの奥から大将が「煮魚が旨いよ!」なんて気さくに話しかけてきたりして。この雰囲気、むかし学生時代によく通っていた古き良き定食屋、なんてのを思い出させてくれます。

よし!学生時代を思い出してガッツリ食べるか!今回はおススメの刺身定食、アジのタタキ定食、それとアジフライも注文しました。

新鮮日替わり刺身定食

定食にはしらすの天ぷら、自家製イカの塩辛、それとご飯にお味噌汁が付いてきます。

定食につく3点セット
定食につく3点セット

しらすの天ぷらは作り置きなのでちょっとぺったりした食感に。一品料理というよりも、友達の家で出てくるおやつみたいな感じです。

しらすの天ぷら
しらすの天ぷら
ふんわり柔らかくておやつ感覚
ふんわり柔らかくておやつ感覚

中身はちょっぴ塩気が効いたしらすと甘い玉ねぎ。シンプルで旨い。

自家製イカの塩辛
自家製イカの塩辛

甘めで塩分控えめの自家製塩辛。これはお酒とご飯がススムくんですね。

ご飯とお酒のお供にぴったり
ご飯とお酒のお供にぴったり

そしてメインの刺し身の盛り合わせ!

刺し身の盛り合わせ
刺し身の盛り合わせ

今日はかんぱち・シマアジ・ヒラメの3種類。

かんぱち
かんぱち

綺麗な桜色で肉厚なかんぱちの身は、ちょうどよく脂がのっています!新鮮なので食感もシャッキリです。

刺し身でご飯をガッツリいただきます
刺し身でご飯をガッツリいただきます

ここのわさびは面白いことにわさび漬けです。濃厚な身にこれが良く合うんです。思わずご飯にONしてぱくついてしまいます。

シマアジもコリコリです。

シマアジ
シマアジ

ヒラメもシャキシャキと新鮮そのもの。

ヒラメ
ヒラメ

お味噌汁にはワカメと魚のアラがたっぷり入っています。

お味噌汁はワカメと魚のアラが入っていて濃厚
お味噌汁はワカメと魚のアラが入っていて濃厚

美味しい刺し身で白飯をバクバク食べてしまうので汁物がありがたい!

コリコリ新鮮アジのたたき定食

こちらはアジのたたき定食。

アジのタタキも新鮮
アジのタタキも新鮮

分厚い切り身がドンと盛り付けられ豪快!これがまた新鮮で薬味が要らないぐらい。青魚特有の臭みではなく、すっきりとした青魚の良い香りがするんです。アジは新鮮なものに限りますね。

身がほっくり分厚い!アジフライとビール!

そして、店主おすすめでもらったのがこちらのアジフライ!

絶品アジフライ
絶品アジフライ

ザクザクの粗めのパン粉の衣はカラッと揚がりサクサクで、中の身は分厚くジューシー。

アジの身は肉厚ほっくり
アジの身は肉厚ほっくり

噛むと臭みが全くないアジの身の味がジュワッと染み出てきます。そりゃそうだ。刺し身用の新鮮なアジだもんね。これはたまらずご飯も進みます。

ご飯にもよく合う
ご飯にもよく合う

そしてまた、アジフライには瓶ビールがよく似合う!

定食屋にはやっぱり瓶ビールが合うのです
定食屋にはやっぱり瓶ビールが合うのです

こんな小さな定食屋でね、手酌でチビコップにビールを注ぐのがまた楽しいのです。

まとめ

江ノ島の裏道にある「食堂いのうえ」は、どこか懐かしい昭和スタイルの地元の定食屋でした。観光地の表通りにはない人情と”地物”を味わいたい方におすすめです。


店舗情報 食堂のいのうえ

■ホームページ
食堂のいのうえ
スマホ・PCで簡単予約!クーポン&ポイントがお得!
■営業時間
10:30~19:30
日曜営業
■定休日
月曜日
■住所
神奈川県藤沢市江の島1-7-5


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