湘南江ノ島でトンビ(とび、鳶)の被害が多発しています!全く音を立てずに後ろから急降下してくる奴ら。油断しているとせっかくの食べ歩きグルメがバックリやられます。小さいお子さんは特に注意してください。
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江ノ島は昼も夕方もとびがいっぱい!
この季節、空気が澄んで綺麗な空が広がっています。空と海の青さと江ノ島の緑のコントラストが非常に素敵です。
上空に無数の鳥が飛んでいます。「わあカモメちゃんだー」と思ったら、
恐怖の襲撃王とびです!
空を覆うほどたくさんのとびが旋回しています。
とびは鳥だから鳥目でしょ?夕焼け時は平気?
ギャー!昼も夕方もとびでいっぱいだー!
とびはタカ目タカ科に属する鳥類の一種で、何でも食べる獰猛な猛禽類です。本来は警戒心が強く、人の周りを飛んだりはしない性質だそうですが、ここ江ノ島のとびは昼も夕方も常に観光客の上空を飛び回り、隙あらば食べ物を狙って襲撃してきます!恐ろしい!
この”とび害”は深刻な問題で、地元の人は日頃から警戒しているので慣れっこですが、そうでない観光客を中心に大きな被害が出ています。そこいら中に注意喚起の看板があるのですが、「しょせん鳥でしょ?」といまいち甘い認識が持たれているようです。
トビの看板も、津波の避難勧告と同じぐらい目立つ場所にあります。それほど深刻な問題なんです。
はっきりいいます。とびはマジで危険です。
江ノ島に観光に行く予定のあなた!ここでもう一度とびの恐ろしさを認識し、襲われないための対策を考えてみましょう。
恐怖!とびは後ろから飛びかかって来ます!
とびの襲撃で恐ろしいのは、後ろからいきなり襲って来ることです!
賢く目が良いとびは、遥か上空から人間の持っている食べ物だけをすばやく認識し、急降下してかっさらって行きます。それも正面からではなく、人間が気が付きにくい後方から襲ってくるのです。
図にするとこんな感じ。
完全に死角から飛び込んできます。私もよく後ろからポテトをかっさらわれました。しかも買ったばっかりのやつを(涙)。
とびは何でも食べちゃいます!
とびは雑食です。米もパンも肉も野菜もスイーツも何でもとにかくつまみます。
このブログでも幾度も紹介してきた江ノ島食べ歩きグルメの数々。
これら全部がとびのターゲットになっているんです!
とびに狙われやすい危険ゾーン
江ノ島界隈は全般的に危険ですが、特にとびに狙われやすい危険ゾーンはこちらです。
片瀬江ノ島駅から渡る橋
小田急線で遠路江ノ島までやって来て、駅前のマック(もう閉店したけど)やサンクスで軽食を買って、さあ江ノ島方面へ行こうと橋を渡っている最中が最初の危険ゾーンです。コンビニの袋は要注意です。観光開始わずか10分程度のしょっぱなにとびの襲撃の洗礼を浴びることになります。
浜辺
浜辺の空はとび一色です。遮蔽物も無いので上空から食べ物は丸見えです。また、海遊びをしている最中も荷物には注意が必要です。人が荷物をちょっと離れるとすきを突いて荷物をあさりに来ます。とびはいつでもあなたの食べ物を観察していますからね!
海沿いの道とか
浜辺でなく海沿いの道、いや普通の道も危険です。当たり前ですがとびは空を飛んでいます。上空に垣根は無いので、橋・浜辺・道どこにいても襲ってきます。
とびから身を守るには?対処法
まず食べ歩きをする時は上空に細心の注意を払うことです。特に友だちと話したり景色に気を取られ、食べ物を持つ手がおろそかになると、途端に奴らは襲ってきます!食べている時はもちろん、食べ物を手に持って歩いている時も注意してください。
食べる姿勢も大事です。食べ物は身体の内へが基本です。食べ物を持った腕を伸ばしてご機嫌でブンブン振り回すのは絶対にNGです。上空から見られないように食べ物を身体の内側で抱えるようにコッソリ食べるのが、とびの襲撃を防ぐ有効な手段です。
また、とびは非常に賢く、食べ物が入っていそうなコンビニの袋やマックやFKの紙袋も狙ってきます。特にコンビニの袋はトビに完全にマークされており、食べ物が入っていなくてもしょっちゅう奪われます。袋で覆われて見えないから大丈夫、ではないのです。食べ物はビニール袋や紙袋で持ち歩かず、持参の頑丈なバッグなどに入れて持ち歩いたほうが安全です。
まとめ
恐ろしいとびの襲撃ですが、こんな深刻な自体になったのはもともとは人間が餌付けをしたから、という説もあります。とびだって生きるためにそりゃあ何でもしますよね。被害にあってギャーギャー喚く前に、面白半分に餌付けするのは絶対にやめましょう。そして一人ひとりが気をつけてこれ以上とびが人間の食べ物に慣れないようにしましょうよ。