湘南のビーントゥーバーチョコレート激戦区と言えば鎌倉。中でもダンデライオンのシングルオリジンのチョコバーが、ちょっと高級な鎌倉土産として大人気だとか!特徴的な2種類を食べ比べてみました。
目次
ダンデライオンの高級板チョコをゲット
言わずと知れた人気チョコレートショップのダンデライオン。今回は1階のショップで購入したお土産チョコレートの感想をお伝えします。




スーパーフードのカカオニブや和三盆も気になりますが、今回購入したのはこちらのチョコバー2種類。1枚1200円もする高級板チョコです!


チョコレートの「ビーントゥバー(Bean to Bar)」とは?
高級チョコを食べる前に軽く下調べ。そもそも最近流行りの「ビーントゥーバー」って何でしょう?
ビーントゥバー(Bean to Bar)とは、カカオ豆の選定、焙煎、粉砕、テンパリングなど、チョコレートになるまでの全ての工程を一貫して行うこと。
チョコに同封されているミニ冊子に詳しい製造工程がかわいいイラストで解説されています。



カカオ豆といっても世界中に無数に産地があり豆の種類も豊富。さらに、その熟成や焙煎の具合、砂糖の調合など様々な組み合わせが無数に存在します。それだけ工房ごとの特色が出やすいのがビーントゥーバーなのです。いつも食べている工場の大量生産品とはひと味違うわけです。
確かに味が違う!世界中からセレクトしたシングルオリジンのカカオ豆を食べ比べ
ダンデライオンで扱っているチョコバーの種類はこんなにあります。

引用元:Chocolate Bars
耳慣れない産地の豆もあり、どれを買えば良いのか正直わからないので、渋めと甘めの特徴的な2種類を食べ比べてみます。
焦がしキャラメルの深い風味!「カアボン グアテマラ」

産地はメキシコの南にあるグアマテラ共和国のカアボンという場所。パナマがある辺りですね。
グアテマラのアルタ・ベラパス県にあるカアボンのカカオ豆を使用しています。豆のサイズが通常よりも大きいことを活かし、芯にあるブランデーのようなフレーバーが残るように焙煎を工夫しています。フレッシュなぶどうの果実味や焦がしキャラメルの風味に加えて、余韻に赤ワインのニュアンスも楽しめます。
引用元:カアボン, グアテマラ

金色の包を解くと、やや黒がかったボディーの板チョコが出てきました。

味は甘さ控えめのビターで、説明文にあるように噛んだ後の余韻に赤ワインの様な深い風味が感じられます。焦がしキャラメルの様な香ばしさの中に、ほのかな甘さが添えられている感じです。深い大人の味ですね。
甘酸っぱい余韻が楽しめる「マヤ・マウンテン, ベリーズ 」
続いては「マヤ・マウンテン, ベリーズ 」をいただきます。

産地はマヤ遺跡があるベリーズ。
マヤ・マウンテン・カカオは、ベリーズ南部に住むマヤ先住民の小規模な農家と協力し、サステナブルな関係を築く努力を重ねています。熟した核果やレモンキャンディーのような酸味に加えて、最後に甘いハチミツのフレーバーが広がります。
引用元:マヤ・マウンテン, ベリーズ
色は先程の「カアボン グアテマラ」よりもやや茶色がかっています。並べるとこれぐらいの差があります。


これはかなり特徴的!後味に甘酸っぱい果実感が強く残ります。「干しぶどうでも入っている?」と思うぐらいハッキリ甘酸っぱさが感じられます。これはデザートチョコですね。

ビーントゥーバーの高級チョコってどう?高くない?
今回は特徴的な2種類を食べ比べてみましたが、カカオ豆の種類でこれだけ味に違いが出たのがびっくり!チョコ感が変わる勢いです。
チョコの製造工程にも興味が出ました。熟成や焙煎を深めたらどうなるのか?自分で豆から買って作ってみたくなります。コーヒーと同じで、こだわる余地がたくさんある大人の嗜好の領域です。極めたら楽しそう!
値段は1枚1200円(普通の板チョコの10倍!)と確かに高いですが、これだけの”チョコ体験”ができたので良しとします。
ビーントゥバーの高級板チョコを食べる際の注意点。ちょっと無理してでも2枚以上買って食べ比べることを強くおすすめします。豆の違いがわかります!
まとめ
ようやく購入できたダンデライオンの高級チョコバー。個人的には甘酸っぱい「マヤ・マウンテン, ベリーズ」がおすすめです!
店舗情報 ダンデライオン チョコレート 鎌倉店 (DANDELION CHOCOLATE)
■ホームページ
ダンデライオン チョコレート 鎌倉店 (DANDELION CHOCOLATE)
スマホ・PCで簡単予約!クーポン&ポイントがお得!
■営業時間
Open 8:00 – 20:00 (L.O. 19:30)
■住所
248-0012神奈川県鎌倉市御成町12-32
■アクセス
鎌倉駅からすぐ近く
■絶対に食べたい!おすすめメニュー
甘酸っぱいマヤ・マウンテン