北鎌倉らしい自然に囲まれた浄智寺。ひっそりと咲く控えめな紫陽花もなかなかのものです。来訪者も少なく隠れ家的なお寺なので1人旅で訪れるのもいいかもしれません。
自然にすっぽり包まれた静寂の寺「浄智寺」
北鎌倉の浄智寺。メジャーな明月院や東慶寺と比べると来訪者はガクンと減り、ひっそりとした静かなお寺です。この隠れ家感が北鎌倉らしいといえばそうなのですが。


とはいえ、鎌倉五山第四位の権威ある禅寺。実は”渋い”見どころが満載です。
見てください、この木々に囲まれた渋い参道!

立派な惣門が出迎えてくれます。


静かなせいか、訪れる人は年配の方が多い印象。

境内はとにかく静かで自然がいっぱい。参道脇に咲く花や草木を眺めながらのんびり散策します。


仏殿や茅葺の屋根もご覧の趣。梅雨の雨が似合います。




裏手にある岩肌にはやぐらがあります。




ぽってりお腹の七福神の布袋様や、これまた愛嬌ある狸など、バラエティーに富んでいます。

奥にはさらに林が続いています。一人で歩くと心が静まりますね。
2018年6月20日あじさい開花状況【五分咲き】
草花が多い浄智寺にはもちろん紫陽花もありますが、数は少なく控えめ。メジャー感はありませんが、静かな寺の雰囲気に合っていて私は好き!
では、浄智寺の紫陽花の開花状況を見ていきましょう。
まずは入口付近にある紫色の紫陽花。まだつぼみが目立ちますが、大振りな花が咲きそうで期待大です。



後ろの山門と合わせて写真におさめたいです。

境内の散策路にある紫陽花はどれも小振り。密集して植えられているわけではなく各所に点在しています。





見落としそうな小さな紫陽花もちょこちょこ自生しているので、これはもう紫陽花の宝探しをしているみたい。

一番奥の斜面に少し密集した青い紫陽花の群れが見つかりました。グリーンの中に青色が強く目立ちます。


岩肌のやぐら付近にも紫陽花を見つけました。

冷たい岩肌に小さな花がちょこんと腰を降ろしています。

小さな花との出会いがたくさんある浄智寺の花散歩はいかがでしょうか?紫陽花の数は少なく控えめですが、ひっそり楽しめます。