江ノ島冬のデートの定番スポットと言えば「シーキャンドル」です。相模湾を一望できる高さ120mのパノラマ絶景は、1時間の行列待ちをしてでも一度は行くべし!
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シーキャンドルの塔の高さは59.8m。海抜はなんと119.6m!
シーキャンドルは江ノ島の頂上付近の植物園「サムエル・コッキング苑」にある展望台。江ノ島の上にある”つの”です。
シーキャンドルの高さは最長部で59.8m、屋内展望フロア-の高さは41.7mです。ただし、江ノ島自体の高さが50m~60mあるので、海抜だと最長部で119.6m、展望フロア-も101.5mもあることになります。しかもまわりは海で高いビルなんて1つもないので眺めも抜群なはず!これは楽しみだ!
シーキャンドルの営業時間と料金
江ノ島シーキャンドルがあるサムエル・コッキング苑の入場時間は9時から20時です。最終入場は19時半。シーキャンドルはイルミネーションが広がる苑内の奥にあるので、遅くても19時にはサムエル・コッキング苑についている必要があります。
料金は入苑料が200円と昇塔料が300円で大人1人で合計500円かかります。子供は半額の250円です。
大人1名 500円
(江の島サムエル・コッキング苑入苑料200円 + 江の島シーキャンドル昇塔料300円)
小人1名 250円
(江の島サムエル・コッキング苑入苑料100円 + 江の島シーキャンドル昇塔料150円)
引用:江ノ島シーキャンドル料金
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シーキャンドルの混雑状況は?休日は行列で1時間待ち
前回お伝えした「サムエル・コッキング苑」のイルミネーションをたっぷり楽しんだ後に、いよいよシーキャンドルに向かいます。
「湘南光のトンネル」を抜けるとちょうどシーキャンドルのふもとに出ます。
シーキャンドルって意外と大きいんですね。間近で見るとけっこう迫力あります。
シーキャンドルの周りには特設ステージもあり、定期的にイベントを開催しているのだとか。そう言えばつるの剛士さんも来るとか。あんまり興味ないけど。
この日は土曜日の夜18時半頃。気になる混雑状況は…
展望フロアーまでは専用のエレベーターで昇るのですが、エレベーター前までたんもり行列が!
ご覧の大行列ができています!失敗したなー。休日の1番混む時間帯に来てしまったようです。
係員さんに待ち時間を聞くと「40分~1時間待ち」だそうです。1時間か。しかもここは海抜50m近くの江ノ島の頂上でとにかく寒い!周りの海から吹き荒れる海風も厳しい!地獄!でも昇りたい!これは長期戦覚悟で並ぶしかない!
暖かい服装はもちろんのこと、どうしても寒さに我慢できない場合は、ホットドリンクで暖を取りましょう。行列近くのワゴン車と、塔の入口1階にある自動販売機でホットドリンクを買えます。
さて、係員さんの予告通り、極寒の中約1時間待ってやっとのことでエレベーターに到着。体が冷え切って死にそうだけど、いよいよ展望フロアーに昇ります!
屋内展望フロアーから眺める圧巻のパノラマ夜景
エレベーターで60m近く昇ると展望フロアーです。
エレベーターを降りると円塔をぐるっと囲むように屋内展望スペースが広がっています。360度ぐるりと見渡すとこんな感じの眺望です!
さっきまで通ってきたサムエル・コッキング苑のライトアップを真上から一望できます!
江ノ島のあちこちがイルミネーションでキラキラ輝いているのがわかります。島全体がライトアップされていたんですね。さすが関東3大イルミ!
全長10mの「湘南光のトンネル」は上から見るとこんな感じなんですね。
そして来る時渡ってきた江の島大橋からの、
この相模湾の大パノラマ夜景!1時間待ちの寒さと苦労が吹き飛ぶぐらい感動しました!
さらにてっぺんの屋外フロアーが!極寒だけど最高の眺め!
屋内の展望フロアーの上にはさらに”屋外の頂上展望フロアー”があります。こちらは完全に屋外なので寒いなんてもんじゃありません!凍え死ぬレベルです。
さすがに真冬に海抜120mの屋外に出る人はそう多くはなさそう。ごくたまに元気な高校生が「きゃー寒いー!」なんて言いながら屋外階段を駆け上がっていく程度。せっかくなので私も寒さを我慢して行っちゃいます。
「きゃーさむ~い」と叫びながら屋外の階段を一気に駆け上がった先には、
冬の外気むき出しの屋外展望フロアーが現れます。さすが120m!突風が吹き荒れ寒すぎて人がほとんどいない!好きなところから景色を眺め放題です!
屋内フロアーと違ってガラス越しでないから景色がくっきり鮮明に見えます。イルミネーションなんて真上から模様がわかるぐらい。
こんなに真上から鮮明に江ノ島を眺めたのは初めてです。Google Mapを見ているみたいな景色にうっとり。
頭上には江ノ島のてっぺんの”つの”があります。
素晴らしい眺望を堪能しました。がしかし!寒過ぎて居るのが3分が限界なんです!もったいないけど早々に退散しました。春になったらまたゆっくり見に来よう。
帰りは屋外の下り階段がおすすめ!死ぬほど寒いけどこれまた最高の眺め!
冷えた体にムチを打ってもう1ヶ所見どころを紹介。帰りは屋内のエスカレーターか屋外の螺旋階段を選べます。ここはもちろん屋外を選ぶべし!寒いけど!
あまりに寒いのでこの時期はほとんど誰も利用していません。ということは独占状態です。早速行ってみましょう!
円塔の周りに沿った螺旋階段をひたすら降ります。
クルクル周りながらまだ降ります。螺旋好きにはたまりませんね。
下を見るとまだこんなにあります。なんせ60mありますから。
この屋外階段をおすすめする理由がこちらの景色です。
外側を覗いて見ると、イルミネーションを上から間近に見られます。
同じ上からの眺めでも、先ほどの展望台からの見え方とはまた違って、今度はちょっと上から間近に見られる感じです。しかも螺旋階段なので降りながら360°全方位を見渡せます。
下に降りるに連れてイルミネーションが段々と間近に来て鮮明さを増していきます。思わず何枚も写真を撮ってしまいました。寒いけど外階段を選んで良かったです。
2階のデッキでシーキャンドルの七色の光を観察
外階段を降りる途中で2階デッキ部分に寄り道しました。
ここではもう一度シーキャンドルのタワー部分をじっくり観察できます。
シーキャンドルの七色に変化する光は、ふもとのこのライトを当てていたんですね。
私、決して塔マニアでもイルミネーション超好きって訳ではないのですが、シーキャンドルは意外と見どころが多くて大大大満足でした。
江ノ島の歴史を学べる資料館
シーキャンドルの1階には江ノ島の歴史が学べる資料館があります。ここも穴場で誰も訪れる人はいません。せっかくなのでちょっと覗いてみます。
係員も誰もいない小部屋は資料館というより「資料室」ぐらいの規模です。でも、灯台のライトや昔の江ノ島の写真など、貴重な歴史資料が陳列されていて中々楽しめました。
1階「cafe du GABO」で食事もできます
1階にはワッフルと簡単な軽食ができるカフェがあるので、散策で小腹がすいたら一休みもできますよ。
引用:cafe du GABO
展望フロアーと屋内1階にあるお土産屋さん
シーキャンドルならではのお土産は?先ほど昇った屋内展望フロアーには定番の怪しいお土産屋さんが並んでいました。
薄暗くて怪しいのはちょっと、という方は1階にもう少し本格的なお土産ショップがあります。
このお店にはシーキャンドルでしか買えない限定のお菓子も売っています。
おすすめはこちらのシーキャンドルの形をしたクランチチョコ。
パッケージも可愛いのでちょっとしたお土産にどうぞ!
まとめ
遠くから眺めているだけだった江ノ島シーキャンドルに今回初めて昇ってみました。感想は大満足で感動するぐらいの絶景を堪能!今まで知らなかった江ノ島の魅力に触れられた一日になりました。イルミネーションは2月19日(日)までなのでまだ間に合いますよー!
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