コワーキングスペースでは大体、固定席と共用席が分かれています。共用席の中でも特に、多くの利用者とシェアする大人数用テーブルを使う場合は、きちんと利用マナーを守らないといけません。
目次
コワーキングスペースの固定席と共用席とは?
コワーキングスペースの利用スペースは固定席と共用席が別れていることが多いです。
それぞれ用途や料金が異なるため、会員は自分の利用目的に合った方を選択することになります。
ここでは当施設「Enjoy Work」を例に、固定席と共用席の違いを説明します。
固定席とは?
固定席とは、契約者の専有スペースです。契約者以外は立ち入り、利用はできません。
パーテーションで区切られた広めの作業空間に、自分専用のパソコン、モニター、オフィス機器などを持ち込んで設置可能です。
自分専用で使える分、利用料金は少し高めに設定されています。
共用席とは?
大人数用のテーブル(Enjoy Workでは2人用・4人用の2種類)を他の会員とシェアして共用で利用する席です。席の専有や予約は出来ないため、早いもの順に席を確保していただきます。
ですので、混雑時にのんびり午後に来てみたら良い席は全部埋まっていた、なんてこともあるので注意が必要です!早く来て席取りができる朝方の人に有利な席です。
混雑時は、2人席は2人で相席、4人席は4人で相席をしていただきます。
自分専用の場所ではありませんので、荷物の置きっぱなし、パソコンやモニターの常時設置などはできません。
席の専有・予約ができないなどいくつかの制約があるため、共用席の利用料金は固定席よりもリーズナブルに設定されています。
共用部分の利用マナー
共用席以外にも会議室・ソファー席・スポーツ席などの共用で利用できるスペースがあります。それらを共用部分の利用マナーをもう少し詳しく説明します。
1人で大人数用のスペースを専有してはいけません
混雑時は相席をお願いしています。例えば、1人で4人用のテーブルを専有してはいけません。他のお客様が利用できなくなりますので。
荷物は広げ過ぎずにコンパクトに
また、いくら席が空いているかといって、必要以上に荷物を広げ過ぎてはいけません。荷物は最小限、コンパクトにまとめ、隣の人の領域にはみ出さないように心がけてください。
机は椅子を勝手に移動させてはいけません
机・椅子・棚・その他備品類は運営者が意図を持って配置しています。許可なく勝手に位置を移動させたりしてはいけません。
来客時・イベント開催時など、やむを得ず配置を変える必要がある場合は、必ず運営者に許可を取り、利用後は元の配置に戻すのが好ましいです。
利用後は綺麗に後片付け
利用後は、持ってきた荷物類、飲食物のゴミなどは片付け、できる限り原状復帰をしてください。そして綺麗に使ってもらえると助かりますね。
まとめ
以上の利用ルールは「Enjoy Work」の例ですが、他の施設でも同様なルールを設けているところが多いです。
コワーキングスペースは皆で一緒に使う場所なので、他の人の迷惑にならないようにある程度の気配りを持って利用することが、利用者に最低限必要なルールだと思います。