鎌倉文学館のバラ園が秋の見ごろを迎えています。
青い屋根の洋館は旧前田侯爵家別邸。現在は資料館となり、鎌倉ゆかりの文学を展示しています。
敷地内のベンチでコーヒーを飲みながら物思いにふけるのもおすすめ。秋にぴったりの隠れた観光名所です。
目次
鎌倉文学館とは?
旧加賀百万石前田侯爵家の別邸を改築したアール・デコ風の洋館で、鎌倉市景観重要建築物に指定されています。
現在は資料館になっており、鎌倉にゆかりのある文学者、夏目漱石や川端康成などの、自筆原稿や書簡などを展示しています。
洋館の前に広がる1万坪の庭園も自由に散策できます。なかでもおよそ200種、250株もある豪華なバラ園がおすすめポイント!
バラは春と秋に見ごろを迎えるので写真撮影スポットとしても人気です。
鎌倉文学館の場所:長谷駅・七里ヶ浜駅から徒歩10分
鎌倉文学館の場所は、江ノ電長谷駅と七里ヶ浜駅の中間ぐらい。どちらの駅からものんびり歩いて10分程度で着きます。
私のおすすめは長谷駅ルート。途中にあるお店で色々買い食いできるからです。
長谷駅から大仏方面は大変な混雑ですが、鎌倉方面へ続く小道へ入ると、一気に人がいなくなります。
今日はたいやきなみへいで名物の焼きカレーパンとピロシキを買っていきます。食べたいけれどまだ我慢。
鎌倉文学館へ向って坂を上っていきます。
木々に囲まれたアプローチが秋の散歩にぴったり。気持ちいいですね。
途中にある小さなトンネル。壁面のくさびを打ったような模様が不思議な魅力があります。
道路脇にはゆかりのある文学者・歌人の碑があり、ここからもう鎌倉文学の道が始まっています。
鎌倉文学館の開館時間・入館料
鎌倉文学館の開館時間は下記の通り。秋冬は朝9時~夕方16時半まで。
・3月~9月 9:00~17:00(入館は16:30まで)
・10月~2月 9:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料は大人は1人400円。
入口でチケットを購入して入館です。
青い屋根の洋館
ゆるやかなスロープの先に青い洋館が見えてきました。
青い切妻屋根や軒出は和風ですが、壁と木造の部分が半々のハーフティンバーは様式。和と洋がミックスした立派なお屋敷です。
館の前は広大な庭園。自然豊かで小鳥もそこいら中で見かけます。
資料館では鎌倉ゆかりの文学者を紹介
洋館の中は現在は資料館になっています。
秋の文学スタンプラリーも開催中だとか。
こちらの資料館は鎌倉を舞台にした小説「ビブリア古書堂の事件手帖(第一巻でビブリア古書堂が太宰治の作品を展示)」にも登場します。映画も絶賛公開中です。
展示品で私が個人的に気に入ったのは、鎌倉の街の模型。昔の様子がミニチュアで再現されていました。
200種250株の広大なバラ園!秋の見ごろを迎えました!
さて、お館を満喫したところで、次は庭園の下の方にあるバラ園に行ってみましょう。
秋の見ごろも迎えており、200種250株の色とりどりのバラが咲く様は豪華で圧巻!
ここは人気の撮影スポットになっており、大きなカメラを担いだ人がちらほらいらっしゃいます。
私も興奮してパシャパシャ撮りまくりました!スマホですが十分きれいに撮れたはず!
高貴な「ディオール」の名が付いた赤いバラもあります。
忘れちゃいけないのがバラ園と洋館の組み合わせ。
今日イチの写真が撮れました!
庭園でお食事もできます
壮大なバラ園を激写しまくり小腹が空いてきました。
庭園内にはちょうどいい休憩用のベンチがあるので、ここで小休憩しましょう。
トンビの四角になる大きな木の下のベンチに腰を降ろし、青い空と青い洋館の景観をしばし楽しみます。ここからは鎌倉の海も見えるんです。
そうそう、鎌倉文学堂の庭園は持ち込んだお弁当など飲食が可能です。途中で買ってきたパンをここでいただきます。
入口のワゴン車でコーヒーを売っているので、寒い日はこちらもおすすめです。
マスターが本を片手に温かい一杯を淹れてくれます。こんな風景も鎌倉文学っぽくて素敵です。
まとめ
秋の鎌倉といえば紅葉が有名ですが、鎌倉文学館のバラ園もじつは秋が見ごろ!豪華に咲き乱れるバラは必見です。
施設情報 鎌倉文学館
■ホームページ
鎌倉文学館(じゃらん)
■営業時間
開館時間:9:00~17:00 3月~9月 入館は、16:30まで
開館時間:9:00~16:30 10月~2月 入館は、16:00まで
休館:月 ただし祝日の場合は開館。シーズンによっては月曜日開館もあり。年末年始、展示替期間、特別整理期間の休みあり。5・6月、10・11月は臨時開館あり。
■住所
〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-5-3