東京上野の森美術館で絶賛開催中のフェルメール展のレビューです。
といっても、絵画の感想ではなく、日時指定入場制がいまいちだった件や、フェルメールとミッフィーのコラボグッズが品切れだったり、他にもいろいろ残念だった点を中心にお伝えしたいと思います!
目次
フェルメール展のここが残念!フジテレビダイレクトのチケット購入がかなり面倒!
今回のフェルメール展は日時指定入場制をとっています。これは1日を6つの時間枠に区切り、時間帯によって混雑しないように入場者数をコントロールする仕組みです。
世界中で人気があるフェルメールですから、日本でも相当な混雑が予想されます。あまり混み過ぎると行列で長時間待ったり、ゆっくり鑑賞できないので、この日時指定入場制はとても嬉しい!
と思っていたら、いろいろと残念な点だらけでした。
まずチケットの購入&入手が恐ろしく面倒!
電車で移動中にスマホからフェルメール展公式サイトにアクセスして予約をしようとしたのですが、
フジテレビダイレクトという絶対に2度と使わないようなサービスにアカウント登録しないと先に進めません!これが恐ろしく面倒!普段よく使うメジャーな決済サービスは使えないので、初めから個人情報やカード登録をしないといけなくて。電車のなかで吐きそうになりました。
さらに、フジテレビダイレクトは電子チケットに対応しておらず購入したチケットの入手方法は「セブンイレブンで発券」しか選べないのです!そのため、上野の森美術館から最寄のセブンイレブンまで、チケットを受け取りに往復20分歩く羽目になりました。
フジテレビがまた嫌いになりそうです。
ちなみにチケットの購入は「チケットぴあ」からもできたようです。購入サイトの下の方までスクロールしないと見えないため、私は完全に見過ごしていました。
ぴあなら電子チケットにも対応しており、スマホにピッと表示するだけで簡単に入場できます。フェルメール展のチケット購入は、フジテレビよりぴあの方が断然おすすめです!
■フェルメール展のチケット購入はこちら
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フェルメール展のここが残念!時間指定制でも結局行列に並ぶことに!
チケットを持ってようやく上野公園へ着くと、綺麗なライトアップに少し癒されました。
少し歩くとフェルメール展の灯りが見えてきました。
平日の夜7時からの回だったので美術館前には人はほとんどおらず空いています。
まだ開演20分前ですが入口に行ってみると、「あちらにお並びください」と案内された先は、
20名ほどのけっこうな行列ができています!みなさん同じ夜7時の組だそうで、早い人は30分以上前から並んでいるようです。時間指定制でも結局入口で並ぶことになるんですね。
寒いなか20分間行列に並び、ようやく開演。ロッカーに荷物を預けたかったのですが、開演前の待ち時間には使用できないため、開演後に列から外れてダッシュして預けました。この間に後ろの人全員に抜かされました。せっかく寒いなか並んで待っていたのに……。
そして、行列の最後尾で入館すると、案の定、なかはもう混んでいました。行列の後ろをノロノロとついていき、絵の前で長い順番待ち。これって時間指定制の成果はどれくらいあるのでしょうか?いたって普通に混雑していましたよ。
フェルメール展のここが残念!一番有名なあの絵はありません!
混雑のなか小一時間かけてすべての絵を見終えた感想をお伝えすると、「一番見たかったなあの絵がなくて残念!」でした。
フェルメールといえば、あの青いターバンを巻いた少女の「真珠の耳飾りの女」が有名ですが、今回は来日していません!
今回展示されているのはよく似た名前の「真珠の首飾りの女」だけでした!
私はてっきり大好きな「耳飾り」の方があると勘違いしていました。残念ですが、またの機会にお預けです。
フェルメール展のここが残念!石原さとみさんの解説が微妙!
今回のフェルメール展は音声ガイドが無料で使用でき、解説の声はあの石原さとみさんが担当しています。
好きな女優さんなので楽しみにしていたのですが、声はともかく話し方はかなり微妙でした。やはり歴史や絵画の解説は、きちんと話せるプロの声優さんを使って欲しかったです。
これなら音声ガイドなしで、ガイドブックの解説文を読みながら回ったほうが良かったかもしれません。
そして、音声ガイドの最後のあのコメントがかなり不評。「フェルメールって現代の○○○みたいです!」と言っていたのですが、今風に「○○○」というワードを使ったのでしょうが、全然共感できず、残念!
フェルメール展のここが残念!「牛乳を注ぐミッフィー」小サイズ売切れ!
美術展の楽しみ方は人それぞれ。私は鑑賞後のお土産品の物色が実は一番楽しかったりします。
目当てはここでしか買えない限定コラボグッズ!フェルメール展で見つけたおすすめのお土産2品を紹介します。
1つめはコラボ絵本の「ミッフィーとフェルメールさん」。
あのうさぎのミッフィーが、子供の目線でフェルメールの世界を案内するという、楽しくてためになる内容です。
続いて2つめもミッフィーとのコラボです!
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」のミッフィーバージョン、その名も「牛乳を注ぐミッフィー」ちゃんです!
じつはミッフィーもフェルメールも同じオランダ出身。かわいいからコラボしちゃったのではなく、ちゃんと所縁があるんですね。
しかし、ここでも残念なことが。
牛乳を注ぐミッフィー人形は、大小2種類のサイズがあるのですが、値段と大きさが手ごろな「小」は何と売り切れ!ちなみに「大」は山積みになって売れ残っています。
でも驚くことに、店頭で売り切れた牛乳を注ぐミッフィー(小)は、なんとネットで予約販売されちゃってます!
「え!?ネットで買えるんじゃ美術展限定グッズの価値がなくなるのでは……」という気がしないでもありませんが、よほど人気だったのでしょう。かわいいですからね。
まとめ
残念な点をたくさん述べましたが、好きなフェルメールの絵画を一度に鑑賞できてほぼほぼ満足です。ミッフィーは後日ネットで購入しようと思います!
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