サーフボードにもIoT(Internet of Things)の波が来ています。Samsungが今までにない新しいサーフィン用ガジェット【GALAXY SURFBOARD】を発表しました。スマホをサーフボードに取り付け、サーフィン中にボードを情報端末として使えるというものです。
目次
この記事はこんな人に向けて書いています
最新ガジェットを使用してもっと快適にサーフィンをしたい方。IoT(Internet of Things)の最新事例に興味がある方。
「GALAXY SURFBOARD」コンセプト動画
まずはこちらのかっこいいコンセプト動画を御覧ください。
ボード表面が表示ディスプレイになっているサーフボードが登場します!黒光りのツルッとした質感にデジタル文字が浮かび上がりとても近未来的。
サーフボードの脇にスマホを挿入して、
カチャッとボードの中に収まります。
スマホが挿入された特殊なIoTサーフボードにメッセージや情報を送ると、
サーフィンをしている最中に様々な情報をボードで見ることができます。これぞまさしくサーフボードのIoT化ですね。
今までにも防水仕様のスマートウォッチやスマホでサーフィン中にデジタル情報を受け取ることは可能でしたが、ボード表面に表示できるのが画期的です。これなら波待ちしている合間に自然な形でディスプレイを見ることができます。
表示できる情報は、実用的なのは外部からのメセージ、波情報などでしょうか。
陸のコーチから司令を受け取る!プロサーファー向け使い方
サーフィン中にわざわざデジタル情報を受取る必要なんてあるのか?と疑問の方へ。例えばこんな使い方があります。
サーフィンの退会中などで、陸にいるコーチが海上にいるサーファーに司令を送ります。
海上の選手はそのメッセージをすぐさま受け取り、
自分のライディングに活かせます。
これなら陸と海上で離れているコーチと選手が、リアルタイムで情報交換できます。本当にプロサーファー向けの仕様なんです。
これはあくまでコンセプト動画。気になる製品化の時期は?
さて、紹介した動画は「こんなものいいなー。できたらいいなー」といったコンセプト動画で、実際に製品化するかは未定です。
ただし全く実現不可能な訳ではなく、最新の薄い液晶ディスプレイ、防水仕様のスマホ、軽量ボード、海上まで届くネットワーク環境などを組み合わせれば技術的には実現可能なレベルです。
さすがにコンセプト動画どおりにボード自体をディスプレイにするのは、製造、コスト、強度の面で難しそうですが、防水のスマホやタブレットをボードに埋め込むぐらいは簡単に実現しそうです。
近い将来、サーフィン映画を見たりお気に入りのメローな音楽を流しながらサーフィンができる日が来るかもしれません。
まとめ
こんな最新サーフボードで教則動画を随時見ながらサーフィンしたら、もっと早く上達するのかな?と思う次第です。