爆発問題で堺規模の大リコールになっているGalaxyNote7ですが、日本で持っている人います?海外通販でGalaxyNote7を買った私は、連日の爆破ニュースが怖くて、ついにリコールに応じることにしました。
目次
この記事はこんな人に向けて書いています
日本未発売のGalaxyNote7を海外通販で買うかどうか悩んでいる人!GalaxyNote7爆発問題を諦観できないNoteファン!
海外通販サイトで購入した我が家のGalaxyNote7は元気だけど
日本未発売のGalaxyNote7を海外通販サイト「ETOREN」で購入してしまった私。(ETORENホームページにある”炎マーク”は爆発の危険性を表しているわけではありません。注目商品を表しています!)
まさか自分が買ったスマホが爆発問題でリコールになるなんて思いもしませんでした。GalaxyNote7は話題の完全防水なので、今年の夏はめいいっぱい海に浸けて遊びましたよ。
海に持っていって、
海にドボーン!
あはははは!濡れても壊れないスマホ!超楽しい!こんな感じで水の中から写真を撮ることもできます。
使い終わったら水道でじゃぶじゃぶ丸洗い。
いやー最高です、GalaxyNote7の完全防水!
充電したって爆発なんて起きませーん!
Sペンでお絵かきだって楽しいぜー!
と、まあ2016年の夏はGalaxyNote7ライフを満喫していたわけです。
爆発問題ネットでチラホラ報じられても「せいぜい100万台に24台の低い確率だから」「微量の不具合はiPhoneにだってあるもの」と余裕こいておりました。「うちのやつに限って」という心境です。
それに、韓国製品をやたら叩きたがる日本人っているじゃないですか。今回のGalaxyNote7爆発騒動もその類で大げさに騒いでいるだけで実際は大したことないと考え、その後、Samsungが正式にリコールを発表しても、「うちのは大丈夫そうだからそのまま使おう」とタカをくくっていました。
加熱するGalaxyNote7爆発問題ニュースに怯える日々
しかし、GalaxyNote7関連の不穏なニュースはその後も止まりません。1日1件はYahooニュースに登場するぐらいです。
ユーザーがSNSに拡散させた爆破画像に始まり、
6歳の男の子が爆発で手に怪我をして、
サムスンのGalaxy Note 7がまたも爆発して6歳の男児が手にけが、日系航空会社も使用自粛を要請する事態へ
引用元:Gigazine
次は車が燃えて、
サムスンのGalaxyNote7が爆発してジープが炎上
引用元:Gigazine
なんと飛行機も爆発するってか?
米連邦航空局(FAA)は8日、航空機の乗客に対し、機内でGalaxy Note 7の電源を入れたり充電したりしないよう警告した。
引用元:http://japan.cnet.com/
日本の国交省も黙っておりません。
ギャラクシーノート7の爆発で国交省が禁止要請–JAL全路線で預けも含め禁止
引用元:マイナビニュース
そして、ついに世界中の航空会社が、GalaxyNote7は爆発する危険性があるとして飛行機内での使用と充電の禁止を勧告する事態に。ついで、GalaxyNote7の一大使用国のアメリカ米消費者製品安全委員会(CPSC)が「ギャラクシーノート7の電源を切り、使用を中断すべき」と消費者に向けて勧告を出しました。
ここにきてようやくSamsungは「販売中の10カ国でGalaxyNote7の使用禁止」を発表します。今後、未交換品で爆破の可能性があるGalaxyNote7に関しては、外部から使用を禁止する処置を取る、とまで言われています。
え?リコールは任意じゃなかったの?各国が使用中止って、これはいよいよ交換しないとだめっぽい!
せっかく海外から輸入したのに・・・。残念ですが大人しく返品交換リコールに応じることにしました
こうならないために。
購入した海外通販サイト「ETOREN」へ返品
というわけで、連日の爆破関連ニュースにすっかりビビった私は、Samsungの交換プログラムに大人しく従うことにしました。期限ギリギリで。さあ、人生初のリコールです。
そういえば「ETOREN」からの交換プログラムは期限があったっけ。慌ててメールを確認すると、大田区の倉庫に14日までに届かないといけないとか。
14日って明日だー!急いで送らないとだー!!٩( ‘ω’ )و
私がGalaxyNote7を購入したか「ETOREN」は、Samsungのリコール発表直後に、購入者にそのやり方の詳細をメールで教えてくれていました。
期限も迫っているので、今回はそのメールの指示にそのまま従って「ETOREN」の日本倉庫に返品することにします。
本体を工場出荷時の状態に戻す・初期化
まずは今までの使用データ・履歴を削除するために、端末を工場出荷時の初期状態に戻します。
これで綺麗さっぱりクリーンな端末に戻りました。これをやっておかないと個人情報が駄々漏れになってしまうので。
本体・付属品・説明書・箱をまとめる
次に返品に必要な本体・本体・付属品・説明書・箱など全てまとめます。1個でも欠けると返品に応じてくれないので注意!
返品シートに必要事項を記入
「Etoren」から送られてきたリコール交換プログラムの書類に記入します。
大田区にある「ETOREN」日本倉庫へ返送
精密機器なのでプチプチに包んで、
「EOREN」が指定した大田区の倉庫へ返送します。
きちんと検査・交換されて戻ってくるのを待つ
あとはものが再び帰って来るのをひたすら待つだけです。「ETOREN」からのメールの説明だと「10月上旬までには返送できるものと推測しております」だそうです。気長に待つしかありませんね。
初めて買った海外スマホがリコールになって思ったこと
今回は初めて海外サイトで購入したGalaxyNote7が不運にもリコールになった訳ですが、色々と良い経験をさせてもらいました。その感想や思っことをまとめました。
海外サイトで買う場合は日本語サポートの有無が大事!「ETOREN」の日本語サポートは万全だった
いくつかある海外サイトの中で、日本語サポートが手厚い「ETOREN」で購入して結果的に大正解でした。リコールに関しての質疑応答や説明も全て日本語で安心しました。また、返品先が海外ではなく日本(大田区)の倉庫で良いのも助かります。
今回のGalaxyNote7のリコール騒動はYahooニュースで取り上げられるぐらい大きな問題になったので、購入した人で「リコールなんて知らないよ!」という人はいないと思います。しかし、海外サイトでもっとマイナー端末を買った場合は、たとえリコールになるぐらいな欠陥があっても、日本ではニュースにならない可能性もあります。メーカーが海外の会社の場合、日本から容易に連絡が取れないこともあります。そうした場合は、購入した販売サイトが唯一のメーカーとの連絡手段になります。
今回の「ETOREN」の様に、逐一日本語で連絡が取れるサポート体制がどんなにありがたいか、有事の際に身にしみてわかりました。
手厚いサポートは価格に反映され、若干ですが他サイトよりも「ETOREN」は高い印象がありますが、安全・安心を考えると妥当かと思います。
返品交換のために箱・説明書・付属品は保管しておこう
それと、今回の交換プログラムは、本体だけでなく箱・説明書・付属品など全てが揃ってないと受け付けてくれませんでした。
でも付属品全てといっても忘れてしまった場合、開封時の一覧写真を念のため撮っておくのも手です。”開封の儀”みたいな写真です。
私なんか箱は邪魔だからどんどん捨ててしまうのですが、こんな時のために箱でも何でも一定期間はきちんと保管しておいたほうが良いですね。
GalaxyNote7リコール問題へのSamsungの対応は?
いち早くリコール発表したことは潔く評価できますが、そのリコール内容は当初は「希望者のみ交換に応じる」程度でした。
その後、自動車爆破や飛行機内での使用禁止など、事態がさらに深刻化するにいたって、ようやく「全機使用禁止」と、遅れて声明を改めた感があります。それならはじめから「全機使用禁止で交換必須」にしておけば良かったのでは?交換に応じないで使用し続けたらどうなっていたことか。Samsungの対応には非常に不満があります。
ちなみにSmasung日本語サイトでは下記のようにGalaxyNote7の爆発問題について取り上げています。
一部報道機関にて、海外における「Galaxy Note7」のバッテリー問題について取り上げられておりますが、本件は日本未発売の「Galaxy Note7」が対象であり、現在日本国内で販売中の「Galaxy S7 edge」をはじめとする各Galaxy製品に関しましては全く問題はありませんので、今後も引き続き安心してご使用いただけます。引き続き、Galaxy製品をご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
まるで「GalaxyNote7は日本未発売だから関係ありませーん」と言っているようです。でも、サイトではGalaxyNote7は日本語でも紹介されており、日本でも販売する気マンマンだったのでは?
引用元:GalaxyNote7
もし日本でGalaxyNote7の爆発問題が起きていたら・・・。たまたま日本発売が遅れていただけで命拾いしたSamasungブランド。「Galaxy S7 edge」はCMもバンバン流し売れ行きも好調な様ですが、”今後も引き続き安心して”って無理じゃないですか?こんなんじゃGalaxyNote7日本発売は中止になりそうです。
でも、私はiPhoneよりもペンがついているNoteシリーズが好きだし期待しているんです。まずは全製品の安全性の保障を切望します。
まとめ
我が家のGalaxyNote7はついにリコールのため旅立って行きました。戻って来るのは10月上旬でしょうか。安全になって早く帰って来い!