爆発問題でリコールが決定したGalaxyNote7の交換プログラムが発表されました。その内容詳細と海外SIMフリースマホ販売サイト「ETOREN」の対応をレポートします。
目次
- この記事はこんな人に向けて書いています
- 今までの経緯。爆発問題でリコールのGalaxyNote7を「ETOREN」で買っちゃった
- SamsungがGalaxyNote7の交換プログラムを公式発表!「ETOREN」から早速通知が来た
- GalaxyNote7リコール交換プログラムの全容
- GalaxyNote7を購入した国と使用している国が違う場合は、使用している現地のSamsungが対応が原則。ただし日本は現時点で未発売のため、販売サイト「ETOREN」の本拠地シンガポールのSamsungが対応
- 海外に滞在中で購入国と使用している国が異なる場合も、使用している現地のSamsungが対応
- 本体だけでなく箱・アクセサリー類を含めた一式と記載した添付の書類を9月7日~9月14日(水)着で「ETOREN」日本倉庫に送付すること
- 送付費用は発払いでユーザー負担。交換品の送付費用は元払いで「ETOREN」負担
- 交換中の代替え機の支給は無し
- 交換品の返送時期は順次だが10月上旬には完了する予定
- 交換は全機種強制ではなく任意
- 海外サイト「ETOREN」のリコール対応は迅速・日本語で安心できるレベル
- 全機交換は強制ではなく任意とか。どうする?
- まとめ
この記事はこんな人に向けて書いています
日本未発売のSIMフリー端末を海外サイトで購入したい!だけどトラブル時のサポート体制など海外だと不安。爆発問題で話題のGalaxyNote7を海外サイトで購入した場合の、実際のサポート対応例、リコール対応例を知りたい方。
今までの経緯。爆発問題でリコールのGalaxyNote7を「ETOREN」で買っちゃった
前回の記事でお伝えしましたが、巷で話題の爆発問題スマホ「GalaxyNote7」を「ETOREN」という海外サイトで購入してしまい、どうすればよいか「ETOREN」サポートにメールで問い合わせをしたところでした。
幸い、「ETOREN」のサポート体制は他の海外通販サイトよりしっかりしており、日本の通販企業と変わらないレベルでした。具体的には、上記の問い合わせをメールでしたところ、数時間で日本語スタッフより返信が届き安心した次第でした。
その時の回答は「交換には対応するが詳細はSamsungからの公式アナウンス待ち」とのことでした。
SamsungがGalaxyNote7の交換プログラムを公式発表!「ETOREN」から早速通知が来た
それから数日経って、「ETOREN」から「SamsungからGalaxyNote7の交換プログラが発表された」旨を伝えるメールと交換のための書類データが添付で届きました。以下に内容を転載します。
GalaxyNote7リコール交換プログラムの全容
Galaxy Note7をご購入されました日本のお客様へ
お世話になります。Etoren.comでございます。掲題の件につきましてご連絡をい
たします。一部報道にございますのように、世界各地でGalaxy Note7にて交換プログラムが
アナウンスされており、本商品の販売国でございますシンガポールでも同様にア
ナウンスがございました。各国のサムソンの定める期間にて、交換の希望者のみ、新品交換手続きを行いま
す。全数回収ではなく、自主的な申告のみ期間内に受け付ける対応です。また、
返金/返品の対応はございません。なお、シンガポールでは、販売店経由ではな
く、購入者が直接サムソンのサービスセンターとやり取りをする方法となってお
ります。アナウンスでは、購入した国と使用している国が異なる場合には、現在使用して
いる現地のサムソンに問い合わせるようにとの記載がありますが、日本国内では
発売がされていないため、当サイトにてご購入頂きましたお客様にては、シンガ
ポールでの交換プログラムでの手続きをサポートさせて頂く対応となります。以下交換プログラムのサポートの詳細となります。
・当サイトより購入された商品のみの対応です。
・添付の書類の太枠部分の記入+サインの上、商品とともに送付ください。
・本日9月7日~9月14日(水)着まで。以下の宛先へ商品を発送ください。それ
以降の着荷は交換プログラム期間内での対応できませんため、受領ができません。
・発送は発払いでお願いします。着払いでの発送は受け取り拒否となります。
(返送はこちらより発払いにて発送となります。)
・端末のみ/欠品の状態での発送は受け取り拒否となります。公式な交換の条件
にて商品箱、アクセサリー含めて完全な状態であることが明記されておりますた
め、ご了承ください。
・返送時期は順次交換されたものからとなりますが、最終期限が10月2日となっ
ているので、10月上旬までには返送できるものと推測しております。
・交換期間内の代替え機等のご用意はできません。
・発送先は以下となります。〒143-0006
東京都大田区平和島1-2-20
日本通運(株)城南流通センター B棟 3F南
株式会社ドリームロジ
「Etoren サムソンNote7 交換プログラム」宛
Tel 03-3763-6868サムソンからの交換プログラムの時期が限定されており、また、非常に急な対応
にて、ご不便をお掛け致します。なお、すでに日本には滞在されていない方は、
直接現地のサムソンへ交換プログラムについてご相談くださいますようお願いし
ます。また、期間内に発送できない方については、今回の交換プログラムをサ
ポートすることはできませんので、ご自身にてのご対応をお願いします。なお、
12ヶ月の保証は引き続きございますので、不具合等がございましたら、引き続き
当サイトへご相談ください。なお、本件につきましては、このメールアドレス”note7-support@etoren.com”ま
でご返信をお願いします。通常の”support@etoren.com”よりスムーズなご案内が
できるかと思います。以上、宜しくお願いします。
Etoren Support Team
添付の書類がこちらです。
要点をまとめるとこうなります。
GalaxyNote7を購入した国と使用している国が違う場合は、使用している現地のSamsungが対応が原則。ただし日本は現時点で未発売のため、販売サイト「ETOREN」の本拠地シンガポールのSamsungが対応
海外に滞在中で購入国と使用している国が異なる場合も、使用している現地のSamsungが対応
本体だけでなく箱・アクセサリー類を含めた一式と記載した添付の書類を9月7日~9月14日(水)着で「ETOREN」日本倉庫に送付すること
送付費用は発払いでユーザー負担。交換品の送付費用は元払いで「ETOREN」負担
交換中の代替え機の支給は無し
交換品の返送時期は順次だが10月上旬には完了する予定
交換は全機種強制ではなく任意
まず、シンガポールではなく日本の倉庫に返品すれば良いので、面倒な海外郵送などをしないで済みます。送付費用は発払いでユーザー負担になりますが国内なので許せるレベル。返品受付期限が14日までの1週間とかなり短めですが、迅速に交換プログラムを進めるためにいたしかたないところでしょうか。代替え機が無い点はメイン機として使用しているユーザーには辛いところです。
総じて、すごく手厚い対応とは言えませんが、リコール決定から数日で交換プログラムを実施できたスピードは評価していいのでは、と思います。
海外サイト「ETOREN」のリコール対応は迅速・日本語で安心できるレベル
続いて海外の販売サイト「ETOREN」の、今回のリコール問題に対するサポート体制についての感想です。
まず、英語や韓国語だとわかりにくいプログラム内容を、丁寧な日本語に訳して送ってくれたので非常にわかりやすいです。対応者も文面から見ると恐らく日本人か、日本人並みの日本語力がある人のようです。この点は「ETOREN」のサポート体制は非常に優秀で安心できるレベルです。はっきり言って日本の個人レベルの通販サイトよりもよっぽどしっかりしている印象です。
全機交換は強制ではなく任意とか。どうする?
さて、今現在で爆発すること無く元気で稼働している我が家のGalaxyNote7ですが、はたして交換に出すべきでしょうか?不具合の割合は100万台に24台程度とかなりの低確率なのでこのまま放っておいても良いかも。でも「爆発」は怖いしなあ。返品期限直前まで悩みそうです。
まとめ
せっかく購入したGalaxyNote7のリコールは残念ですが、交換プログラムが早急に実施されてひとまず安心です。「ETOREN」のサポート対応も良く、これなら海外サイトでSIMフリースマホを購入するのも悪くありませんね。