Google Maps(グーグルマップ)が9/29のアップデート(最新バージョン4.11.0)で念願のApple Watch対応になりました。これは期待大です!
Google Maps
バージョン 4.11.0 の新機能
• 車、交通機関、徒歩、自転車での予定到着時刻を簡単に比較できるようになりました
• 目的地への経路をApple Watchでも表示できるようになりました
早速Apple Watchで経路検索を試してみましたが、残念ながら大して役に立たない不便なものでした。
そこで、Google MapsのApple Watch版がどのくらい役に立たないか、また、Apple Watch標準のマップ機能の方がいかに優れているか、をお伝えします。
Google MapsのApple Watch版はマップが経路だけで地図が表示されないのが嫌だ
グーグルマップのApple Watch版は、iPhoneのグーグルマップであらかじめ設定した【職場】【自宅】【直前に調べた経路】の3つの経路を補助的に表示することができます。
まずはiPhoneで目的地を入力して、経路ナビを表示させます。ここでは「湘南T-SITE」を目的地に設定しました。
おなじみのiPhoneではこんな立派なナビがマップ上に表示されます。
一旦iPhoneのGoogle Mapsは閉じます。
次にApple WatchでGoogle Mapsを起動します。
※使い勝手が良くないので今回の試用後は端に追いやりました。
すると、iPhoneでさっきまで検索していた目的地が【最近使った経路】として表示されます。「湘南T-SITE」を選びます。
この【最近使った経路】を表示できるのは便利ですが。
でも、Apple Watchに表示される経路は・・・
え?これだけ?
そうなんです。iPhoneではあんなに便利なマップとナビが表示されていたのに、Apple Watchでは経路の箇条書きしか表示されず、肝心の現在地や地図が全く見られないのです!
マップの意味ないじゃん!?
他にもあらかじめ設定しておけば自宅や職場までの経路を検索できますが・・・
Apple Watchに表示されるのはやっぱり経路の箇条書きだけなんです。
「右曲がってー」とか「まっすぐ行ってー」とかテキストで見せられてもね・・・
まとめ
今回のGoogle Maps(グーグルマップ)のApple Watch版は、はっきり言って使えません。期待していただけにがっかりですよね。
地図さえ表示してくれたら・・・と思うのですが。
もしかしたら、このまま永遠にGoogle Mapsの地図はApple Watchでは表示されないのかもしれません。Appleはグーグルよりも自前の標準マップを使ってほしいので。
iPhoneでもありましたよね、グーグルマップの締め出しが。
その時は、機能や地図自体が不完全でクレームを呼んだApple標準マップですが、最近はかなり使えるレベルになってきました。というかApple Watchと連動することによって、格段に進化しています。
次回はその格段に便利になったApple Watch標準マップを紹介したいと思います。