【巨大緑ガメ(アカミミガメ)が江ノ島に出現!】海水でも生きられる?海ガメじゃあるまいし!

【巨大緑ガメ(アカミミガメ)が江ノ島に出現!】海水でも生きられる?海ガメじゃあるまいし!

片瀬海岸の砂浜で大きな亀に遭遇!海ガメかと思ったらミドリガメ。この亀は海からあがってきたようですが、海水で生きられるの?

江ノ島の対岸・片瀬海岸東浜

江ノ島の対岸にある片瀬海岸東浜。新江ノ島水族館がある賑やかな西浜と違い、東浜は小さなローカルな浜。

いつもの静けさの片瀬海岸東浜
いつもの静けさの片瀬海岸東浜

夏こそ海水浴客で賑わいますが、まだ肌寒い春先の早朝にいるのは、暇そうに散歩している地元のおじさんぐらい。

サーファーもまばら
サーファーもまばら

この日は珍しく湾内に波が届いておりサーファーがいましたが、それもほんの数人程度。砂浜に人影はほとんど見られない寂しい雰囲気。

片瀬の砂浜で巨大な亀に遭遇!

そんな静かな東浜の砂浜で珍客に遭遇しました!

何だかツルッとした岩が転がっていると思ったら
何だかツルッとした岩が転がっていると思ったら
か、かめだ!
か、かめだ!

ツルッとした岩が転がっていると思ったら、なんと亀です!

江ノ島と亀
江ノ島と亀

近づくとサッと甲羅に引っ込んでしまいますが、しばらくすると力強くノシノシ歩き出します。

亀の大きさは、大人の手と同じぐらいなので20cmぐらいでしょうか?けっこう大型です。

江ノ島ガメの大きさは20cmぐらい
江ノ島ガメの大きさは20cmぐらい

足跡は海から続いています。

足跡は海から続いています
足跡は海から続いています

「ほうほう、海から陸に上がって卵でも産むのかな、海ガメさん」と思ったら、この子は緑ガメじゃないですか!

緑ガメ(アカミミガメ)って淡水生物では?海水でも生きられるの?

緑ガメといえば昔は縁日で売られていたちっこいかわいい亀。正式名称はアカミミガメでその名の通り赤い模様が特徴。

よく見るとウミガメじゃなくてミドリガメだ!
よく見るとウミガメじゃなくてミドリガメだ!

成長すると最大で27、8cmにもなるそうです。この子は20cm程度なので中位のサイズでしょうか?それでもとても大きく感じます。何も無い砂浜でやけに目立ってるし。

と、ここで疑問が。ミドリガメって海に住んでるの?淡水でしか生きられないイメージがあるのですが。

江ノ島の海へつながる河川
江ノ島の海へつながる河川
海水と淡水が混ざる水域にはミドリガメが住めるとか
海水と淡水が混ざる水域にはミドリガメが住めるとか

ネットで調べてみると、「ミドリガメは基本的には淡水生物で海水では生きられないが、海水と淡水が混ざる汽水域にも帰化生息することがある」だそうです。

そうか海辺で見かけるのも珍しい珍しくないんだー。

海からあがってきたようなんですが
海からあがってきたようなんですが

え、でも、このミドリガメの足跡を見ると海からあがってきているようなんですが…

そして緑ガメは彷徨う

まあね、忙しい朝に亀にばかりかまっていられないので、亀を置いて東浜を去ったのですが。やっぱり亀が気になる!小一時間ほどして亀を見に戻ってみると。

1時間後も亀はまだ歩いていました
1時間後も亀はまだ歩いていました

日が照って体が温まったせいか、先程より闊達に歩いています。

ひたすら歩く亀
ひたすら歩く亀

この亀、先程までは海から離れた道路側の石段を目指しているようでしたが、石段を迂回して砂浜を彷徨い始めています。

石段を迂回して彷徨う亀
石段を迂回して彷徨う亀

もう数時間も砂浜にいるこの亀はいったいどこに向かうのだろう?石段の上から眺めると、この数時間の亀の軌跡が伺えます。

数時間かけた歩いた亀の軌跡
数時間かけた歩いた亀の軌跡

あかん、完全に迷っている様子。か、かめ~、どうしたいんだよ(´・ω・`)

すっかり亀に感情移入してしまい、亀目線で東浜を眺めてみると、これは広大な砂漠。

亀の目線だと東浜は広大な砂漠のよう
亀の目線だと東浜は広大な砂漠のよう
亀はどこに向かっていたのだろう?
亀はどこに向かっていたのだろう?

石段も巨大な”石壁”です。人間なら子供でもヒョイッですが、亀には相当キツイわ。

このあたりは亀の天敵になりそうな鳶やカラスも多いし、このままウロウロしてたら干からびちゃいそう。亀の前途が気になります。

まとめ

江ノ島の対岸、片瀬海岸で珍しい亀を見つけました。海に生息しているのか、川辺へ引っ越し中なのか。干からびる前に目的地へたどり着いて欲しいものです。

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