ご当地プリンブームの先駆け的存在の「熱海プリン」が藤沢駅に期間限定出店!熱海以外ではココだけの貴重なお店です。豊富なフレーバーのうち人気4種類を食べ比べてみました。話題の江ノ島プリンと比較もレビュー!
目次
行列ができる人気のご当地プリン「熱海プリン」
ご当地プリン「熱海プリン」が行列ができるほど人気だとか。
熱海でしか売っていない希少性と、じっくり時間をかけて丁寧に蒸す昔ながらの製法で、とても美味しいと評判です。
テレビや雑誌でも度々紹介されていますが、私はまだ食べたことがありませんでした。熱海はちょっと遠いので。
熱海以外ではココだけ!藤沢駅で熱海プリンが買える!
そんな熱海でしか買えないと思っていた熱海プリンが、JR藤沢駅の構内に期間限定出店中!熱海以外で買えるのはココだけです!
JR藤沢駅のLUMINEのすぐ前にある、小さなお店が熱海プリン!黄色と赤のレトロな感じです。
熱海店は人気で行列ができるみたいですが、藤沢の熱海プリンはそれほど混んでいません。通行人がたまにふらっと立ち寄る程度。これは穴場です!
熱海プリンといえばソースや味の種類が豊富なことでも有名。事前に調べてこなかったので、どれを買えば良いか迷います!
結局、店員さんのおすすめの4種類を買うことに。家に持って帰って食べ比べしたいと思います。
熱海プリンを持って帰る際にちょっと注意してもらいたいことがあります。ガラスの瓶が梱包材などなくそのまま紙袋とビニールの手提げに入れて渡されるので、歩く際にガチャガチャ音がして割れるか心配になりました。とくに段差のある階段で。そんな簡単に割れることは無いと思いますが、気になる方はタオルなど緩衝材で包んだ方が良いかも。
熱海プリン4種類食べ比べ
お土産の熱海プリン4種類を並べてみました。
紙袋にも瓶の蓋にもかわいいカバのマークが付いています。なんでカバなんだろう?
どれが美味しいのか熱海プリンの4種類を食べ比べ開始!
熱海プリン 特製カラメルソース付き
まずは1番スタンダードな熱海プリン。
瓶に輪ゴムで括り付けられているカバさん型の容器にカラメルソースが入っています。こういうところが人気の秘訣なんでしょうね。
包みを外すと懐かしい牛乳瓶の紙蓋みたいのものがありますが、その下にちゃんとプラスチックのしっかりした蓋がありました。
付属のスプーンでプリンをすくうと、ふわふわプルプルです。
まずは何もつけずにいただきます。
熱海の温泉にヒントを得たじっくりまったり蒸されたプリンは、きめの細かいなめらかな舌ざわり。玉子と牛乳のシンプルな味。
最近流行りの、とにかく濃厚コッテリ系スイーツとは真逆で、熱海プリンは昔ながらの懐かしいプリンですね。
甘くてトロっとしたカラメルソースをたっぷりかければ、これぞ「プリンの王道」のビジュアルと味!
こうなるとスプーンが止まりませんね。あっという間に1瓶完食ですが、軽い味なのでまだまだいけそうです。
熱海プリン いちご・ベリーソース付
2個目はいちご味。プリンの色も綺麗なピンク色です。
ふるふるっとしたなめらか食感にほんのりイチゴの酸味がプラスされて。これは懐かしいイチゴミルクの味ですね。
プリン自体の甘さは控えめなので、赤いベリーソースをかけて食べるとちょうどいい具合。
ソースはたっぷりドバーッとかけて混ぜて食べると甘酸っぱくて美味しい!
熱海プリン だいだいソースと千年井田塩付
ちょっと時間をおいて3本目。熱海プリンにだいだいソースと千年井田塩が付いた変わり種。だいだいは熱海特産の柑橘。千年井田塩は伊豆産です。
付属の2本のボトルには、薄い黄色の柑橘ソースと、白い塩が入っています!プリンに塩!?
プリンはノーマルな味。なめらかでつるっとした熱海プリン。そこへだいだいのソースをかけます。
うん、酸っぱくて爽やか!
試しに塩だけも試してみると、これも意外と合う!柔らかい塩味でプリンの甘さが引き立つ感じです。
だいだいソースと塩をかけて混ぜて食べると、甘くてしょっぱくて酸っぱい面白い味!
万人受けするかはわかりませんが、個人的にはこれが1番好きな味でした。
風呂(ふろ)まーじゅプリンエスプレッソ
最後はこれまた熱海らしいネーミングの風呂まーじゅ。ほろ苦いエスプレッソソース付きです。
プリンの色は真っ白で、マスカルポーネチーズが練り込まれておりコクがあります。熱海プリンの中では珍しい濃厚なしっかりした味のプリンです。
食感はノーマルの熱海プリンと比べるとちょっと固め。チーズのせいでしょうかね。
濃厚なプリンにはほろ苦いエスプレッソが合います。
風呂まーじゅは、私にはちょっと中途半端な気がしました。チーズの風味とコクで、せっかくのなめらかな食感と優しい味が多少薄まってしまうような……。
たくさん種類がある熱海プリンはどれが1番おすすめ?
4種類の熱海プリンを食べ比べた感想ですが、私が1番気に入ったのは「だいだいと塩の熱海プリン」です!
何もかけずに食べれば熱海プリンの優しい味。だいだいでさっぱり。塩でキリッとしめて。全部ミックスで面白い味。
1瓶で色々な味が楽しめるのが好きなポイントです。地元の特産物が使われているのもいいですよね。
お土産で買うなら、カバの容器がかわいい「カラメルシロップ付きの熱海プリン」がおすすめ。シンプルなので熱海プリンの味が1番よくわかります。
熱海プリン藤沢店は3月末までの期間限定出店
熱海じゃなくても買える熱海プリン藤沢駅店は、期間限定で3月末までの出店のようです。
評判が良ければ出店期間延長になったりしないのかな?プリン好きの私としてはぜひ藤沢にずっと居てほしいのですが。
藤沢駅構内はじつはシュークリームやわらび餅の専門店がひしめくスイーツ激戦区。
熱海プリンは残れるか!?
熱海プリンと江ノ島プリンを比較!おすすめはどっち?
さて、藤沢のご当地スイートとえば、2019年3月に江ノ島エリアにオープンしたばかりの「江ノ島プリン」も大変な賑わいです。
熱海プリンと江ノ島プリンどちらが美味しいのか?両方食べた感想をお伝えします。
■江ノ島プリンの特徴
- コッテリ濃厚
- 香ばしいこがし麦が特徴的
- どちらかというと大人向け
■熱海プリンの特徴
- シンプルな味で食べやすい
- 味の種類が豊富で楽しい
- 子供がとっても喜びそう
どちらも美味しかったのですが、味の違いは明確にありました。
プリン自体の味は、こがし麦の特徴的な味で江ノ島プリンに軍配が上がりました。生クリームも入っているので濃厚でコッテリした味わいです。どちらかというと本格志向の大人向けのプリン。
熱海プリンは昔ながらの素朴な味で、江ノ島プリンと比べるとあっさりシンプル。ソースや味の種類が豊富なので、色々と選べるのが楽しいです。1人で2瓶ぐらい食べられちゃいます。子供が喜びそうな親しみやすいプリンです。
藤沢、江ノ島に観光に来られた際は、熱海プリンと江ノ島プリンのどちらをお土産に買えばいいいか迷うと思います。
私のおすすめは僅差で江ノ島プリン!なんせ江ノ島でしか買えませんから。食べ終わった瓶もかわいいので、お土産できっと喜ばれると思います。
でも小さい子供向けだったらカバがかわいい熱海プリンかなあ。あと、朝にぺろりと食べたいのは優しい味の熱海プリン。
やっぱりこの勝負、引き分けです!
店舗情報 熱海プリン
■ホームページ
※藤沢店のHPがないため熱海店のHPを記載しています。
熱海プリン
■住所
JR藤沢駅2F