台風19号の被害状況を速報でお伝えします。片瀬江ノ島付近ではコンビニやカフェの看板が全壊し、地下通路の天井も一部倒壊しています。連休中に江ノ島を訪れる際は十分気を付けてください。
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台風19号の被害状況・片瀬江ノ島駅周辺~境川
台風19号が上陸した湘南江ノ島の被害状況を写真でお伝えします。
台風が通過して雨風が止んだ12日23時頃の様子です。
工事中で足場が組まれていた小田急線片瀬江ノ島は無傷のようです。足場って意外と台風に強いのですね。
強風を広い面でモロに受けてしまう看板がいくつか倒れていました。
あれだけテレビニュースで取り上げられていた境川の河口付近は、今はもう静かです。
スバナ通り入口のローソンとカフェの看板が全壊
橋を渡ってすぐの観光案内所やファーストキッチン、ラーメン屋は無事。養生テープと土嚢が効いたようです。
とくに海沿い最前線のラーメン屋は備えが万全過ぎてお手本にしたいぐらい。椅子・テーブルはひっくり返して土嚢と紐でがっちり固定。これで台風にも見事に耐え切りましたね。これぞ江ノ島の商店の底力!
しかし、すぐ近くのスバナ通りの入口で大きな被害が出ている店舗もありました。
ここはたしかお土産屋さんとカフェがあった場所のはず。看板部分が丸ごと剥がれ落ちて道路に散乱しています。下の台風前の写真と比べるとよくわかります。
塩カフェの看板は10mぐらい離れた地下道の入口まで飛ばされていました。
そして1番ショックだったのがスバナ通り入口にあるコンビニのローソンの看板。
直接強風でやられたのか、あるいは飛んできた物が当たったのかわかりませんが、このように看板が全壊していました。崩れた破片は風で飛ばされたか、近くにまだ散乱しているのか。
災害時に食料や緊急物資の調達に大変お世話になっているコンビニです。けが人が出ていないことをお祈りします。
海沿いのマンション・家屋のガラス窓が一部半壊
海沿いを少し見渡すと、いくつかの大型マンションでガラス窓が割れたり、天井が一部半壊するなど台風の被害が出ているもよう。
この辺りの大型マンションは堅牢な造りで災害時の避難場所に指定されている所もあるのに。無残にも強風でズタズタにされています。
片瀬海岸東浜へ向かう地下通路の天井が一部半壊
23時過ぎになると雨風は完全におさまり海も平穏に戻ったので、地下道を渡って浜辺を見てみました。
江ノ島や片瀬海岸へ通じている地下道は、所々天井が崩れており、足元にその瓦解くずが散乱しています。危険なので天井や足元には十分な注意が必要です。
通路を抜けて片瀬東浜に出ると、もう波は穏やかでいつもの東浜に戻っていました。
夕方は灯台が隠れるぐらいの高波だったので、ひとまず安心です。
連休中に片瀬江ノ島を訪れる際は足元・看板・天井などに十分注意を
台風直後の夜にざっと見回った様子なので、被害状況の詳細は不明です。13日・14日と続く連休中に、もし片瀬江ノ島を訪れる際は、足元・看板・通路や建物の天井などに、十分注意してください。
私個人としては、きちんとした被害状況が発表され安全が担保されるまでは、台風被害が酷い(であろう)海沿いの江ノ島へは立ち入らないことをおすすめします。