4月21日に江ノ島にオープンした前評判が高いキッシュ専門店【Quiche yoroizuka(キッシュヨロイヅカ)】に行ってきた感想です。海沿いの湘南らしい景色とキッシュが好評です!オープン初日は鎧塚俊彦さんも店頭にいらっしゃいました!
目次
キッシュヨロイヅカとは?
鎧塚さんと言えばパティシエとして有名ですが、なぜキッシュなのでしょうか?キッシュヨロイヅカ公式ホームページにご本人の解説がありました。
29歳の時、スイスのケーキ屋で働いていました。
そのケーキ屋では、駅前で焼き立てのキッシュを販売していました。
たまねぎやブロッコリなど素材の味を活かしながら、
アパレイユを流し込んで焼くだけ。
その焼き立てキッシュが駅前で香ばしい匂いを漂わせ、
飛ぶように売れていました。
スタッフは賄いとしてキッシュが食べ放題で、僕は毎日そのキッシュを食べていました。
その頃から、いつか自分もキッシュの店をやりたいと思い続けてきました。
お菓子職人が創るキッシュ。
キッシュとワインでワイワイ楽しい時間お楽しみください。
引用元:キッシュヨロイヅカ江ノ島店
なるほど。キッシュは鎧塚さんの修行時代の思い出の味なんですね。”お菓子職人が創る素朴な味のキッシュ”ってどんな味なんだろう?
キッシュヨロイヅカ江ノ島店は134号沿いの駅近海近の好立地
キッシュ鎧塚の場所は、小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩3分の海沿いの134号にあります。

駅から海に向かって歩くとすぐ見えてきます。



アロハテーブルとエッグスンシングスに挟まれ、目の前は海、ちょっと歩けば新江ノ島水族館がある人気のエリアです。ここは観光客の通りも多く、昨年あたりから新規店舗の出店が相次ぐ外食激戦区でもあります。同業者はもちろん、地元住民もオープン前から注目していました。
ヨーロッパテイストな外観が海辺にぴったり


外観は非常におしゃれなヨーロッパ調です。落ち着いた濃い赤色のレンガの外壁が、原色が多い近隣店舗の中で、ひときわ目立っています。
確か前のテナントはダイブショップか何かで、オレンジか黄色の原色のビルだったはす。よくここまでおしゃれに生まれ変わりました。さすがトシ・ヨロイヅカです。
混んでる?行列待ち時間は?
気になる混雑状況ですが、オープン初日の開店時間9時の時点で、私を含め5組ぐらいが物珍しそうに並んでいるだけ。

行列覚悟で早めに来たのに、オープンと同時にすんなり入店出来ました。平日の午前中ということもあり比較的空いていたのでしょうか。
というより、まだキッシュ鎧塚が江ノ島にオープンしたことを誰も知らないのでは?
でもさすがに今週末、そして次週のゴールデンウィークには確実に混むでしょうね。空いている今のうちに行けてよかったです。
1階はテイクアウトと店内席とミニテラス席が少し
1階の入り口にメニューのPOPが立っています。ふむふむ。何を頼むかしばし作戦会議です。


テイクアウトの「キッシュ&チキン」も気になります。
入店すると目の前にテイクアウト用のキッシュのショーケースが見えます。


カラフルで可愛らしいキッシュたち。これが鎧塚さんの愛したキッシュかあ。
キッシュだけでなく甘ーいタルト類もケースに陳列されています。スイーツ好きにはたまりません。

奥は厨房になっていて、職人さんとホールスタッフさんが忙しなく働いています。オープン初日の緊張感が漂っています。

1階はテイクアウト用のカウンターが中心ですが、2席ほどイートインスペースがあり、店内テーブル席と店外のミニテラス席があります。


コーヒーなどのドリンク類もテイクアウト可能です。持ち帰るのもありだし、1階のミニテーブル席で出来たてキッシュをつまんで行くのもアリですね。
2階は眺め最高のテーブル席
2階はテーブル席中心で20人ぐらい座れるイートインスペース。もともと細長いビルなのでちょっと手狭でしょうか。でもこれぐらいがこじんまりしていて良い感じなのです。

内装のレンガの壁や照明も落ち着いた感じで素敵です。


窓からは海沿いの湘南らしい景色が眺められます。この景色と環境もご馳走です。


面白いのが各テーブルの中央に配置された、ミニテーブル。中華料理屋にある回転テーブルみたいです。


使い方がわからなかったのでサービスで提供されたオレンジジュースを載せてみました。

後で店員さんに聞くと、このミニターンテーブルにキッシュを載せてみんなでシェアするのだとか。
3階の屋上テラス席は?
2階の奥には3階に通じる外階段があるようですが、一般のお客さんには開放されていませんでした。
なんでも特別なイベントやレセプションパーティーなどで使用したり、夏の一時期など期間限定で開放する予定なのだとか。
ぜひとも何かの機会があったらおじゃましたいものです3階にも。景色が最高なはずです。
朝はモーニングメニューのみでテイクアウトは11時から
さてお料理は何を頼もう、と思ったら朝はモーニングメニューだけの提供だそうです。
モーニングメニューはこちら。

キッシュは3種類(ロレーヌ/しらすと青ネギ/ツナ・コーン)から1つ選べます。
キッシュ1個に、キッシュヨロイヅカオリジナルソーセージ(!)とサラダ、コーヒーか紅茶が付いて1,480円です。ちょっとお高めの朝食メニューです。
スープも普段は2種類(季節のポタージュ/コンソメスープ)から選べますが、この日は季節の野菜のポタージュのみの提供でした。

野菜の旨みが凝縮されたなかなか味のある一杯です。これでお腹の準備は整いました。
そしてやって来たキッシュヨロイヅカのモーニングメニューです!


なかなかおしゃれな出で立ちです。
これが世界の鎧塚俊彦のキッシュだ!
まずは何と言ってもキッシュでしょう!

店員さんに教えてもらったのですが、「ロレーヌキッシュ」はベーコンと卵の味がしっかり楽しめる一番スタンダードなキッシュです。どのキッシュにするか迷ったらロレーヌがおすすめだそうです。

さて、まずはこの音。フォークを刺すと「サクッ」と層のある生地が裂ける音がします。そして口の中では生地の「サクッ」と食感と、しっとりとした具材が絶妙に合います。ベーコンの脂と塩気もいいアクセントになっていますね。なんだか味が濃いキッシュです。
続いて江ノ島と言えば定番の「しらす」のキッシュです。


青ねぎが見た目にも綺麗です。ネギのシャキシャキとした食感としらすのぴりっとした塩気が、卵ベースのしっとり具材とぴったり合ってこれまた最高!
それと、キッシュの底にある生地がまたちょっと焦げ目が付いてサクサクして旨いんです。こんな美味しいキッシュ初めて食べましたよ!さすがキッシュヨロイヅカ、専門店だけのことはあります。
キッシュヨロイヅカオリジナルソーセージ!?
さあ、豪華な朝食は続きます。お次はキッシュヨロイヅカオリジナルソーセージです。

え?ヨロイヅカのソーセジ?なんかおしゃれ・・・

とまあ食べると普通に美味しいです。ちょっとスパイシーなチョリソーみたいな味、ふっくらジューシーで大満足です。
食後には「こだわりのコーヒー」と「紅茶」も美味しくいただきました。


オープン初日のサプライズ!気さくな鎧塚さんがお店に登場!
食後のコーヒーを飲んでいるとこのお店をプロデュースした鎧塚俊彦さん本人が登場しました!
鎧塚さんはとても気さくな優しい方で、お客さんみんなに写真をせがまれても嫌な顔ひとつせずに笑顔で応じていました。これには江ノ島マダムたちも感激していた模様です。
私もお願いして一緒に写真を取らせていただきました。

「写真いいでしょうか?」と聞くと、優しい笑顔で「どうぞどうぞもちろんです」と答えてくれたのが印象的でした。とても温かい雰囲気の方でしたよ。
鎧塚さんはこの日店内をずっとウロウロ回っていました。お客さんの反応が気になるのか、客席に顔を出してはお客さんの写真に応じたり。
キッチンでも忙しそうにあちこち覗いたり。

3階の屋上を覗いたりと。

おかげで何度も鎧塚さんを見ることができました。オープンならではの貴重な体験でした。
江ノ島には珍しく1人でもゆっくりくつろげる大人のお店です
私は連れと2人で行きましたが、ここなら1人で来ても良さそうです。ふらっと来てキッシュをつまみにワインなんか飲んじゃったりね。
大人が落ち着いてワインを飲めるお店って、若者中心の江ノ島には珍しいんです。これから重宝しそうです。今度は夜の時間帯に来てみようかな。
気になっていた混雑状況ですが、オープン当初の休日はさすがに混雑しそうですが、そこは江ノ島、平日の夜ともなればそこそこ空いてくるでしょう。同じ有名店でも都内だったらこうはいきませんよね。
キッシュヨロイヅカさん、江ノ島に来てくれてありがとう!
【キッシュヨロイヅカ】の素敵なサイトもオープン
お店に合わせてキッシュヨロイヅカさんの公式ホームページも公開されています。

お店のコンセプトやメニューが詳しく出ているのでチェックしてみてください。
まとめ
私みたいにキッシュにあまり馴染みがない方にはもちろん、食べたことあるけど本当に美味しいキッシュを一度食べてみたい方にも。キッシュヨロイヅカをおすすめします!
店舗情報 キッシュヨロイヅカ 江ノ島店
■ホームページ
キッシュヨロイヅカ 江ノ島店
■営業時間
9:00-21:00
※イートイン含みます。
※営業時間は季節により変更があります。
■住所
〒251-0035
神奈川県藤沢市片瀬海岸二丁目17番地22号
■お問い合わせ
info@1016.co.jp
■アクセス
小田急線片瀬江ノ島駅徒歩3分
■絶対に食べたい!おすすめメニュー
定番のロレーヌキッシュ!
■その他
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