江ノ島で新鮮な地魚料理を食べたい!と思ったら、表通りのとびっちょではなく、路地裏にある地元民しか行かない様な小さな食堂に行くべし!
目次
夕食時の江ノ島。今日はいつもと違ったものが食べたいな
散歩がてら夕暮れ時の江ノ島へ。
表通りの人気店「とびっちょ」は1回行けば十分!
江ノ島で海鮮料理といえばしらす料理の「とびっちょ」が有名です。
江ノ島は観光・デートの定番コースだから、訪れるのは2回目3回目という方も多いはず。そんな、初めてじゃない小慣れた江ノ島で何を食べるか?「とびっちょ」意外で考えてみましょう。
観光客はめったに来ない?地元民が通う路地裏の食堂
いかにも地元の人しか来なそうな店構えに一瞬躊躇しますが、こういう店が旨いんだ!

昔ながらの昭和の食堂スタイル
店内はカウンター席とテーブル席が半々ぐらい。10人ちょっとで埋まってしまいそうな、こじんまりとした佇まい。
地元漁師から届けられる地魚鮮魚がおすすめ
この日は平日の夕方18時頃。お客は地元のおばちゃんらしき人が1人居るだけ。接客担当の女将さんとTVを観ながら談笑しています。のどかな風景だ。
物珍しげに店内を見渡していると女将さんがメニューの説明をしてくれました。

何でもここの魚は仲間の漁師が毎日美味しいのを届けてくれるそうで、表通りにある有名店とはモノが違うそうです。
女将さんのおすすめは新鮮な地魚の刺身定食。カウンターの奥から大将が「煮魚が旨いよ!」なんて気さくに話しかけてきたりして。この雰囲気、むかし学生時代によく通っていた古き良き定食屋、なんてのを思い出させてくれます。
よし!学生時代を思い出してガッツリ食べるか!今回はおススメの刺身定食、アジのタタキ定食、それとアジフライも注文しました。
新鮮日替わり刺身定食
定食にはしらすの天ぷら、自家製イカの塩辛、それとご飯にお味噌汁が付いてきます。

しらすの天ぷらは作り置きなのでちょっとぺったりした食感に。一品料理というよりも、友達の家で出てくるおやつみたいな感じです。


中身はちょっぴ塩気が効いたしらすと甘い玉ねぎ。シンプルで旨い。

甘めで塩分控えめの自家製塩辛。これはお酒とご飯がススムくんですね。

そしてメインの刺し身の盛り合わせ!

今日はかんぱち・シマアジ・ヒラメの3種類。

綺麗な桜色で肉厚なかんぱちの身は、ちょうどよく脂がのっています!新鮮なので食感もシャッキリです。

ここのわさびは面白いことにわさび漬けです。濃厚な身にこれが良く合うんです。思わずご飯にONしてぱくついてしまいます。
シマアジもコリコリです。

ヒラメもシャキシャキと新鮮そのもの。

お味噌汁にはワカメと魚のアラがたっぷり入っています。

美味しい刺し身で白飯をバクバク食べてしまうので汁物がありがたい!
コリコリ新鮮アジのたたき定食
こちらはアジのたたき定食。

分厚い切り身がドンと盛り付けられ豪快!これがまた新鮮で薬味が要らないぐらい。青魚特有の臭みではなく、すっきりとした青魚の良い香りがするんです。アジは新鮮なものに限りますね。
身がほっくり分厚い!アジフライとビール!
そして、店主おすすめでもらったのがこちらのアジフライ!

ザクザクの粗めのパン粉の衣はカラッと揚がりサクサクで、中の身は分厚くジューシー。

噛むと臭みが全くないアジの身の味がジュワッと染み出てきます。そりゃそうだ。刺し身用の新鮮なアジだもんね。これはたまらずご飯も進みます。

そしてまた、アジフライには瓶ビールがよく似合う!

こんな小さな定食屋でね、手酌でチビコップにビールを注ぐのがまた楽しいのです。
まとめ
江ノ島の裏道にある「食堂いのうえ」は、どこか懐かしい昭和スタイルの地元の定食屋でした。観光地の表通りにはない人情と”地物”を味わいたい方におすすめです。
店舗情報 食堂のいのうえ
■ホームページ
食堂のいのうえ
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■営業時間
10:30~19:30
日曜営業
■定休日
月曜日
■住所
神奈川県藤沢市江の島1-7-5