コロナ感染予防のマスク代わりになるといわれている話題のフェイス・ネックガード「BUFF」。人気で品切れが続いていましたがようやく入手。外で実際に使ってみた感想をお伝えします。
目次
テレビ紹介で人気品薄のフェイス・ネックガード「BUFF」
withコロナ時代に必須の感染予防グッズ、マウス・フェイスガードの「BUFF」を紹介します。
マスクのように口や鼻を覆えて、色もデザイン種類も豊富、首や頭に巻いたり使い方が何通りもあるので、ちょっとしたファッションアイテムとしても使えます。
BUFFはもとは単なるスポーツ・アウトドア用品なので近所のスポーツ用品店などで簡単に購入できました。しかし、先日テレビで医師に「ジョギング時の咳エチケット効果がある」と紹介されて爆発的な人気になりました。
Amazonや楽天で調べて見ると、品切れ中のところが多く、あったとしても品薄で値段が恐ろしく高騰しています。もとは2000円ぐらいで買えたものが今はなんと5000円にまで値上がりしています!
私は健康のためにマラソン・サイクリングをよくするのですが、運動中の咳エチケットにはいつも頭を悩まされています。今までは毎回マスクをしていたのですが、格好があまり良くないし、これからの季節は熱がこもって熱中症になりそう。
そこで、思い切って話題のBUFFを楽天で5000円で購入してみました!はたして5000円の価値はあるのか?使用感などをお伝えします。
ネットで注文して2週間待ってようやく到着。第一印象は「安っぽい」
まず、ネットで注文してから物が届くまで2週間もかかりました。購入した時は「在庫あり」だったのですが、急な人気ですぐに品切れになったようです。
ようやく届いたBUFF。いかにも海外製といった感じの簡素な梱包と派手なデザインのパッケージ。
BUFFを広げてじっくり見てみます。生地は薄くてペラペラで耐久性はあまり高くなさそう。端がほつれそうなのも気になります。「BUFF」の刻印がなければただの丸まった薄い布。BUFFの第一印象は「ちょっと安っぽい」ですね。
床に放っておくとまるで脱ぎ散らかしたパンツみたい。高級感ゼロですね。
BUFFの機能紹介:紫外線対策がメイン?コロナ感染予防の効果は薄い?
パッケージに機能の説明があります。
「UPF50+」とあるので紫外線対策はバッチリ。薄くて通気性が良くて蒸れることはなさそうです。
しかし、その分コロナ感染予防の効果はあまり期待しない方が良さそうです。何も着けないよりはマシ程度でしょうか。
BUFFの機能紹介:装着感は快適!色々な着方が楽しめる
BUFFを着て見るとこんな感じ。
頭まですっぽりかぶるとまるで変態か銀行強盗みたい!
別の色のシャツとも合わせてみましたが、うん、怪しくてお店には入れませんね!
鼻と口を覆ったこの状態がベストですね。生地が薄いので口まわりに熱がこもる感じはありません。息もラク。
見た目も今までのマスクよりは全然良さそうです。
暑くなったらこのように首に巻いておけるのはラクでいいですね。
雨が降っていたり寒い日は薄手のパーカーともよく合います。iPodなどイヤホンを付けても邪魔になりませんね。
色やデザインも豊富なのでどんな服装にも合わせられそう。BUFFはスポーツウェア・ファッションアイテムとしてはかなり優秀だと思います!
BUFFを実際に使ってみた感想:初夏のジョギング
着心地をテストしたところで、実際に外で使ってみます。BUFFで口と鼻を覆った状態で湘南の海辺をジョギングしてみました。
湘南は5月中旬になるとすっかり夏の陽気。上半身裸でジョギングをする人がいるぐらい暑いです。
こんな日差しの中でもBUFFは口元に熱がこもらないので快適。本気で1時間ほどマラソンしてみましたが、BUFFをしていて息苦しさを感じることはありませんでした。実に快適。
軽くてかさばらないので(人がいない場面では)口から外して首にかけたり、手首に巻いたり、ポケットに放り込んでおけば良く、運動中でも邪魔になりません。
BUFFの薄い生地はコロナ対策として万全とはいえませんが、そもそもマスクすらしないでジョギングをする人が多い中、一定の咳エチケット効果はありそうです。
BUFFを実際に使ってみた感想:サイクリング中も蒸れなくて快適
続いてサイクリング。BUFFで口と鼻を覆った状態で30分ほど暑い海辺を走ってみました。
BUFFは適度に風を通すので蒸れなくて快適。夏のサイクリングでも活躍してくれそうです。薄くてかさばらないので荷物にならないのも利点。ポケットに1つ忍ばせておくと良いかもしれません。
BUFFのコロナ感染予防効果は?マスクの代わりになるのか?
BUFFはどれくらいウイルス感染予防効果はあるのでしょうか?マスクの代わりになるのか?
BUFFの素材は非常に伸縮性があるため、顔に装着した時にピタッと肌に吸着して鼻の両脇などに隙間はほとんでできません。BUFFのフィット感はマスクより優秀かも。
しかし、繰り返しになりますが、BUFFの生地はそもそも薄手で通気性が良過ぎるためコロナ感染予防対策としては不完全。人が集まる場所や店内ではBUFFではなくきちんとマスクを着用すべきです。
BUFFの使いどころは野外オンリー。人が密集しない野外で運動する際の最低限の咳エチケットとしてならBUFFが活躍してくれそうです。
ただし、運動の途中でコンビニやちょっとした買い物に立ち寄ることもあるので、念のためマスクも持ち歩くようにしています。
薄手のBUFFの感染予防効果を高める着用方法
しばらく使ってみて、BUFFの感染予防効果を少しでも高められそうな着用方法を発見しました。
下記のように鼻と口部分を折り返して2重にするのです。
2重の状態だとだいぶ息苦しく感じるので、ウイルスの貫通は随分防げるのでは?
場面に合わせて1重と2重を使い分けたいと思います。
BUFFは夏の運動中の熱中症対策におすすめかも
これからの暑い時期はマスクによる熱中症も懸念されています。夏の炎天下をマスクをして疾走したら倒れてしまいますよね。
その点、BUFFなら蒸れなくて通気性も良いので夏でも使えます。紫外線予防にもなるのも夏向きといえます。
夏のスポーツ中にBUFFを着用するのはアリだと思います。
結論:BUFFは使い勝手は良いけど高過ぎ!安い類似品で十分
話題のフェイスガードBUFFは、マスクほどコロナ感染予防対策にはなりませんが、屋外でスポーツをする際の咳エチケット対策としては有用。
ただし、本家のBUFFブランドの5000円という価格は高過ぎです。ただの布キレですから。
これから買うならBUFFじゃなくても同じような機能の類似品でもいいのでは?
例えば、HAMISTという類似品などはAmazonで6枚で2000円以下で売っています。6枚入りですよ!BUFFと比べると驚くほど安い!
こちらは実際に買って試したわけではありませんが、性能や他のユーザーの評価を見た限りBUFFと大差なさそう。
何より6枚入りで2000円以下ですからね。1セット買って家族みんなで使うのもアリだと思いました。
他にも安い類似品はたくさん出回っているので、今から買うなら高いBUFFよりも、安い類似品の方がおすすめです。