鎌倉花火大会の穴場鑑賞スポットを探しています!2018年は海から離れた山の上、源氏山公園の”海見えスポット”を攻めてみましたが、大失敗!素直に海岸に行けばよかったです。2019年に向けた備忘録です。
鎌倉花火大会!混雑する海岸を避けて山へ!
毎年楽しみにしている鎌倉花火大会。昨年は「鎌倉海浜公園(坂ノ下地区)」という最高の穴場スポットを探りあて、目の前で打ち上がる大迫力の花火を満喫できました!
そこで”穴場探し”の味をしめてしまった私は、今年2018年は趣向を変えて、海ではなく山方面で穴場鑑賞スポットを探すことに。これが失敗の始まりでした。
鎌倉花火大会の穴場スポットをネットで検索すると、海沿いの砂浜か公園ばかりが見つかります。海ではなくて山から見たい!ようやく発見したのがこちら。
源氏山公園の知る人ぞ知る”海見え花火鑑賞スポット”
そう、頼朝像で有名な源氏山公園です!
場所は鎌倉を取り囲む山の頂。鎌倉駅よりもちょっと北よりなので、海までの距離はけっこうありそうです。
それでも、山側で唯一といっていいぐらい貴重な”海見え花火鑑賞スポット”があるというので、これは行かずにいられません!
山の上にある源氏山公園に登るにはいくつかルートがありますが、今回は混雑する鎌倉ルートを避け、北鎌倉側から登って行きます。
北鎌倉駅からスタートして、「亀ケ谷切通し」を抜けて、横須賀線の線路を越えると、やっと「源氏山公園」の標識が見つかりました。
標識のガイドに沿って進むと、住宅街が途切れた先に細い山道が出現!これが「化粧坂切通し」です。今日だけで鎌倉の切通しを2つも踏破することになるとは。
日が落ちて辺りは暗く、化粧坂切通しの足元は思ったより険しい山道。浴衣に草履だと正直キツイです。
切通しを登り切った先にある一帯が源氏山公園。さらに木々の間を進んでいくと頼朝像のある広場に出ました。
でも頼朝像のあたりからの海は見えません。ここからスマホの地図と格闘しながら10分ほど林間を彷徨いました。
暗くて道順もあやふやなのですが、上の地図のあたりで階段を見つけ、登った先が目当ての穴場スポットでした!
穴場のはずが…まさかの大混雑!
苦労してたどり着いた場所はどれだけ穴場かと思ったら。
すでに人がいっぱい居て全然穴場じゃない!
いえ、場所自体は30人ぐらいがやっと入るぐらいの小さな広場で、うっそうと木々に囲まれて、確かに穴場感はあるのですが。スペースに対して人が多すぎて密度が高過ぎ!しかも木の合間からちょっとしか花火見えない!それもほんの小さく……。
これは大失敗かも、と思っているうちに花火が始まってしまいました!
お、見えた。でも小さい。木も邪魔だし……。
せっかくの花火が曇りと煙のモヤで何も見えない
さらに今年は天候の運もありませんでした。雨こそ降ってはいませんが、蒸気のような雲が一帯に充満しており、せっかく上がった花火が雲に隠れて全然見えないのです!
かろうじて見えたのはヒュルーッと上がる筋と、低空にポンポンと打ち上がる小粒花火の欠片だけ。
さらに運の悪いことにこの日は上空は無風。時間が経つにつれて花火の煙が充満し一層視界を遮ってしまうのです。
今日一番きれいに見えた花火はこんなです。
しょ、しょぼい……。
途中で帰りました
さすがに穴場会場の観客もブーイングの嵐で、途中で帰る人が続出。子供も飽きて「見えない-、つまんないー」と騒ぎ出します。
うん、たしかにこれはつまらんよね。私も半分ぐらい残して途中で帰りましたとさ。
まとめ
毎年楽しみにしていた鎌倉花火大会が、とんだ穴場のせいでまさかの途中退場という大失敗に終わりました。いや、場所よりも雲と無風が悪かったのか……。来年はおとなしく海沿いで鑑賞したいと思います。帰り道の切通しで転んだし、山の穴場はもうコリゴリです。