竹林で有名な鎌倉の報国寺は真冬も楽しめます! 寒いこの時期は参拝客は少なくひっそり静か。竹に囲まれた寺カフェ「休耕庵」で温かい抹茶をいただきました。
真冬12月の鎌倉・報国寺の様子
竹林の庭で有名な鎌倉・報国寺のベストシーズンはいつでしょうか?一般的には竹が生い茂る秋が良いといわれていますが、冬はどうでしょうか?12月中旬に訪れてみました。
鎌倉の外れにある報国寺は、寒さが厳しいこの時期はいつもより観光客は少なめ。それでも外国人グループが何組か山門前に集まっていました。
境内の木々はまだ赤い紅葉が残っていました。
何より冬は人が少ないので写真が撮り放題!混んでいる報国寺しか知らなかったので驚きです。
赤い紅葉と深い緑の竹林の組み合わせ
赤い紅葉と竹林の緑のコントラストも楽しめます。
寒さに耐えるようにシンと構えた濃い緑の竹筒。冬ならではの風情があります。
竹林に囲まれた寺カフェ「休耕庵」で温かい抹茶をいただく
さて、身体が冷えたら境内にある寺カフェ「休耕庵」で温まりましょう。これが冬の報国寺の一番の楽しみ。
竹林にすっぽり包まれた休耕庵は、きちんと囲いがあるわけではなく、風がそのまま吹き込んでくるオープンカフェスタイル。冬はもの凄く寒いです!
寒さのせいかお客はほとんどいません。目の前に広がる竹林の景観を独り占めできます。
抹茶を注文すると番号札を持って待機。しばらくして取りに行きます。フードコートのセルフ方式と一緒です。
抹茶には落雁が2個付いてきます。左の丸いのは足利家の家紋「引両紋(ひきりょうもん)」で、右の緑色は竹ですね。
水音と鳥のさえずりしか聞こえない静けさの中、抹茶がいつもより美味しく感じられました。
本当に寒いので長居はできませんでしたが、竹林と寺カフェを独り占めできるのは真冬ならでは。冬の報国寺を満喫できました!