鎌倉小町通りにある大正10年創業の老舗和菓子処「長嶋家」
コロナ禍ですが鎌倉小町通りは人が多い!狭い通りには観光客向けのお店が乱立していますが、初めて見る新しいお店も増えていました。
流行りのチーズカレーパン、ジェラート食べ放題、元りきゅうのハンバーガ屋などなど。入れ替わりの激しさも変わらずです。
コロナ対策で食べ歩きは禁止なので、路地裏でこっそり立ち食いが頻発。歩いちゃいけないなら立止まって。そうなりますよね。
さて、小町を歩いたら人混みで疲れたので、駅近くの「長嶋家」で甘い物でも買って帰ろう。
長嶋家は大正10年創業の老舗和菓子処。昔ながらの手作りの和菓子が人気のお店。
店内は常連さんとおぼしき年配のお客さんだらけ。若い人は皆無です。棚に古い木型が飾ってあり歴史を感じます。
長嶋家といえば「あわ大福(190円)」。テレビや雑誌でも度々取り上げられる名物です。石臼でついた昔ながらのお餅なのだとか。
あわ大福と他にも好きな和菓子を選んでお土産ゲット。
ほんのりエグミとつぶつぶ感が懐かしい、あわ大福
立ち食いはせずに自宅で実食です。
まずは名物「あわ大福」からいただきましょう。
真っ白ではなくほんのり薄い茶色がかったお餅。あわの粒がわずかに残っており食感を感じます。そして、あわ特有の香ばしさがなんとも懐かしい味。甘さ控えめのつぶ餡も素朴加減が増して良し。あとで知ったのですが、表面を軽く焼くとまた一層香ばしさが増すそうです。今度試してみよう。
続いて、イチゴ入りのちょっと豪勢なあわ大福!
イチゴの甘酸っぱさが合う合う。でも口の中が豪華になり過ぎてあわの風味が薄れてしまったかも。
桜麩まんじゅう、桜もち、うぐいす餅、どれも美味しくいだたきました。
今回食べた5種類の中でどれが1番かと聞かれたら、やはり「あわ大福」でしょうね。つぶつぶ食感と香ばしさが気に入ったのでリピート決定!次回は火で炙って食べてみたいです。